QRコード
QRCODE
※カテゴリー別のRSSです
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 0人
プロフィール
岩崎綾之
つくば市茎崎在住の社会人。普段の仕事は地元での工場勤務。請負社員やってます。副業としてノベルゲームの原稿書きのアルバイトもやっているけれど、小説形式のRPGというマイナーなジャンルなので知名度はイマイチ。仕事休みの日は映画を観に行ったりカラオケに行ったりすることが多かったけれど、2007年秋から地元の在日難民支援NPOの活動に関わるようになり、今ではそっちの会報の原稿を書いたりすることもあり。2008年10月よりどういうわけか劇団バリリー座に参加し、人手不足から役者を務める羽目に。それがこのブログを立ち上げたそもそものきっかけ。

PR

本広告は、一定期間更新の無いブログにのみ表示されます。
ブログ更新が行われると本広告は非表示となります。

  
Posted by つくばちゃんねるブログ at

2009年10月25日

《転載10/15》アイルランドねた~武装解除に尽力する元軍人

毎週チェック入れてるマガジン9条のサイトで、とても興味深い記事を見つけた。

北アイルランド紛争とアイルランド国軍
http://www.magazine9.jp/heiwa/090930/
軍隊から人道支援の世界へ
http://www.magazine9.jp/heiwa/091007/
アイルランドと日本の国際貢献
http://www.magazine9.jp/heiwa/091014/

以上3本、紛争処理の経験者である伊勢崎賢治氏と、アイルランド国軍将校として国連の平和維持軍や軍事監視団に参加して退役した後、今では国連PKOの武装解除の責任者を勤めたデズモンド・マロイの対談記事。

長年に渡るIRAのテロ戦争を終結に導いたプロセスや、まるで当てにならない国連の実態が、当事者の視点から語られていて、とても刺激的だ。

人口たった400万人、軍隊に至ってはたった9千人しかいないアイルランドは国際社会に大きな発言力を持っているというのに、それより遥かに大きな人口と軍事力を持つ日本が影響力を発揮できないならば、それは何かが誤っているのだ──ということが対談で語られているが、私もまったく同感だ。   

Posted by 岩崎綾之 at 16:07Comments(0)アイルランド

2008年12月28日

ギャングとロックのアイルランド

アイルランドといえば‥‥。
緑の島、素朴なケルトの民、妖精の伝説、他に何かあったか? ああそうだ、アイリッシュ・ウイスキーがあったか。
でもアイルランドといえば‥‥。
イギリス野郎に苦しめ続けられてきた800年以上にも渡る苦難の歴史、1800年代のジャガイモ飢饉での大量餓死者とそれに続く大量移民で激減した人口、産業革命期の過酷な搾取労働、血で血を洗うアイルランド独立戦争、そしてイギリスからの独立後も続いた北アイルランド紛争のぐだぐた。
アイルランドを漢字で書けば愛蘭土となるけれど、あの凄まじい歴史を振り返ると哀乱怒とでも書いたほうがしっくりくるような‥‥でもこれじゃまるで暴走族の名前だぞ。

2002年冬に公開された映画で『ギャング・オブ・ニューヨーク』(マーチン・スコセッシ監督)っていうのがあるけれど、これは私のお気に入りの映画の1つ。で、映画の冒頭、南北戦争当時のアメリカで、「俺達が正統なアメリカ人だ」と自認するアメリカ生まれの連中が、後から移民してきたアイルランド人と町中で抗争を始めて、殴るわ蹴るわ噛み付くわナイフで刺すわ。その後もかなり強烈なシーンが連続するんだが、映画に惚れこんだあまりに原作本も買って読んだら、これがまた凄まじい中味。とにかくアイルランド人って聞いて真っ先に連想するのは、アイルランド移民のたどった血みどろ暴力の歴史、そしてイギリス野郎に搾取され弾圧され虐げられてきたアイルランド本国の歴史だ。図書館で調べた資料には、「アイルランドの歴史は貧困と不条理の歴史だ」なんて事が書いてあったな。

そうだアイルランドといえばロックンロールを忘れてはいけない。これ、聖飢魔Ⅱのデーモン小暮について触れた新聞記事で知ったのだけれど、ロックンロールのベースにはアイルランド音楽があるんだってね。確かその記事によれば、ロックで多用される2ビートは、アイルランド音楽から伝わった特徴だとか。ちょっちネットで調べてみたけど、アメリカ大陸に伝わったアイルランド音楽からカントリーミュージックが生まれ、それが黒人奴隷の音楽と融合してロックンロールが誕生したということだ。この辺りのことはもうちょっと調べてみたいね。そうそう、以前に図書館で見つけた本に、『ロック文化が西洋を滅ぼす―脳科学から見た文明論』というのがあった。ちょっち目を通してみただけだけど、色々と参考になりそうだから取り寄せて読んでみるか。  

Posted by 岩崎綾之 at 20:14Comments(0)アイルランド

2008年12月05日

クラスター禁止署名~アイルランドのプライド

読売新聞の12月4日号、クラスター禁止署名の記事を読んでいたら、アイルランドの国名が目に止まって、おや? と思った。記事を読み進めるうちに、アイルランドはノルウェーと共に、クラスター爆弾の全面禁止を積極的に進めていた国であることを理解。やはりイギリスの圧政に苦しんだ国だけあって、国家による侵略的・非人道的な武力行使に対しては毅然と抗議するお国柄なのだろう。ちなみに以下の文章は、アイルランド大使館のサイトから拾ってきたもの。


アイルランドの外交政策は、あらゆる国家の尊重と国際関係における法の支配の遵守を定めた憲法の原則に基づいている。アイルランドは、国際的なパートナーとの関係を育成し、敬意、忍耐、そして民主主義と人権に関する国連の原則に基づいて平和的な協力関係を確立することが、自国と諸外国の最善の利益になると考えている。   

Posted by 岩崎綾之 at 07:57Comments(0)アイルランド