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プロフィール
岩崎綾之
つくば市茎崎在住の社会人。普段の仕事は地元での工場勤務。請負社員やってます。副業としてノベルゲームの原稿書きのアルバイトもやっているけれど、小説形式のRPGというマイナーなジャンルなので知名度はイマイチ。仕事休みの日は映画を観に行ったりカラオケに行ったりすることが多かったけれど、2007年秋から地元の在日難民支援NPOの活動に関わるようになり、今ではそっちの会報の原稿を書いたりすることもあり。2008年10月よりどういうわけか劇団バリリー座に参加し、人手不足から役者を務める羽目に。それがこのブログを立ち上げたそもそものきっかけ。

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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2010年07月26日

オーディション受けました

7月25日、日曜日。
水戸芸術館にて、リージョナル・シアター2『ドン・キホーテ』のオーディションを受けてきました。
集合場所となった会議室からスタッフに案内されてオーディション会場に着くと、そこは去年の演劇学校で卒業公演を行った、水戸ACM劇場の舞台の上。

出演者募集への応募人数が多かったため、オーディションは数組に分けて行われたそうですが、私の入った組では演劇学校に参加中の人もいれば、演劇をやるのは始めてだという高校生もいたり。

オーディションの結果が出るまでには1週間くらいかかるそうなので、詳しいことは結果が出てから書くことになると思います。  

Posted by 岩崎綾之 at 10:33Comments(3)水戸市民演劇学校

2010年07月26日

え!? バリリー座の夏公演、知ってたんですか?

7月23日、土曜日。
いつものように夜勤明けで、東京の仕事場から家に戻ると次は水戸まで出かけて行って、いつもの水戸の演劇学校の授業に出てから少し休もうかな~って思って外へ出てみると‥‥。いつもは家族連れがのんびり過ごしている屋外広場が人だらけじゃないの。

この日は地元、五軒町のイベントの日でした。野外ステージではフラダンスとか踊ってます。

折角なので、私も屋台で売ってる焼きソバとか買って歩いていると、いつもお世話になっている演劇学校のスタッフのお姉さんとばったり出合ってしまいました。

そのまま立ち話をしていると、お姉さんが尋ねてきました?

「バリリー座の夏公演、やるんですよね?」

え!? どうして知ってるの? こっちはこの前、うちの座長からメールでお知らせがあったばかりなのに、どうして水戸まで情報が伝わるのがそんなに早いの?

‥‥あ、そうですか。バリリー座のブログを読んだんだそうで。なんだか注目されちゃってますね。

ちょっと確認してみたけど、バリリー座の夏公演がある8月22日は、演劇学校の授業にテストなどの重要な予定は入ってないから休みを取っても大丈夫だろうという見通しで。こっちも夏公演参加の方向に考えを固めつつあるけど、いずれうちの座長に正式な連絡を入れます。ただ、こっちが本命視しているのはリージョナル・シアターが参加者を募って10月末に公演するドン・キホーテ。これには25日に実施されるオーディションに合格しないと出演できないし、たとえ合格したとしてもどんな役が回ってくるか分からないし、セリフなしで群集の一人として出ることになるかもしれません。が、個人的には出演を楽しみにしています。

ついでに書いておきますけど、私はスタッフのお姉さんとの立ち話で、演出家の鈴木忠志氏の名前を始めて知りました。世界的に高い評価を受けている演劇人で、過去には水戸芸術館の芸術総監督も務め、今の水戸演学にも鈴木氏の演劇手法が受け継がれているのだとか。しかも鈴木氏はつくば市の劇団、私もたびたび観劇している百景社の創立にも関わっていたと聞いて、驚きました。知らないところでそういう縁が出来ていて、私はそこにつながっていたんですね。

ちなみに鈴木忠志氏は高齢ながら、今も現役活動中で、そのサイトはこちらです。

http://www.scot-suzukicompany.com/

そのうちに劇を観に行こうかなと思って調べてみたら、次の公演は鳥取とかソウルとか‥‥遠すぎるよ。  

Posted by 岩崎綾之 at 10:16Comments(4)水戸市民演劇学校

2010年07月26日

常磐線で人身事故がありました

去る23日の朝。
俺は仕事から朝帰りで、いつものように上野駅で乗り継いで常磐線に乗ろうとして。
常磐線が動いていないのに気がついた。

「新松戸──小金井間で人身事故発生のため、運転を見合わせております」
区間についてはうろ覚えだけど、そんなアナウンスがあった。
「ただ今、救出活動を続けています」
そんなアナウンスを聞いた覚えがある。
救出活動を続けているなら、命は助かったのかな~。
とか思いながら、動かない電車に乗り込んだ。

いつもなら帰りの電車は、座席に座りながらほとんど寝て過ごすんだが。
その日は動かない電車の中で余計に仮眠を取る羽目になった。
そして約1時間経過。
「ただ今、警察の現場検証が終了しました」
と、アナウンスが入り、電車は動き出した。

走る電車の中でも俺は仮眠を取り、かれこれ1時間近く寝て過ごす。
眠りながら、6時過ぎに人身事故がおきたという事故現場も通り過ぎた。

帰ってから、人身事故のことを調べてみる。
「小さい記事でも載ってないかな~?」
と思いながらネットで検索をかけてみると、予想以上のヒット数。

大手新聞のどれにも記事が載っていたが、ここでは毎日新聞の記事を引用してみる。



JR常磐線:新松戸駅で男性即死 5万8000人に影響
2010年7月23日 10時53分

 23日午前6時5分ごろ、千葉県松戸市幸谷のJR常磐線新松戸駅で、線路に立ち入った男性が通過中の松戸発取手行き下り快速電車(10両編成)にはねられ、全身を強く打ち即死した。この事故で同線は、上下20本が運休、57本が最大1時間40分遅れ、約5万8000人に影響した。県警松戸署によると、男性は20歳ぐらいで身元などを調べている。【駒木智一】


‥‥うげぇ。俺の聞いた救出活動というアナウンスは、実際には轢死体の後始末のことだったのか?
警察の現場検証が長引いたのも納得したけどね。


‥‥その後日、試しにネットで検索かけてみたが、この事件に関しての続報は見当たらなかった。
20歳ぐらいの男性が死亡したことよりも、首都圏の鉄道事故で5万8000人に影響が出たことの方が、ニュース性があったようで。

あの日の俺は、電車の中で2時間近く仮眠取ったお陰で家に帰っても寝付かれず、睡眠不足のまま夜勤に出かける羽目になったが。

気になる。死亡した20歳くらいの男性って何者だったんだ? そして何故、常磐線の線路内に立ち入ったんだ? やはり自殺なのか? それとも薬物か何かで精神を病んでいて、ふらふらと? フェンスがあるのにわざわざフェンスを乗り越えたことから考えると‥‥ろくな理由は思い当たらない。  

Posted by 岩崎綾之 at 09:09Comments(1)人生いろいろ

2010年07月26日

怪しい芝居が来ますたですよ~観劇『蛇姫様』

実はこれ、千秋楽からもう1週間過ぎちゃった劇の話を思い出しながら書いてます。

7月某日、観に行ったのが劇団唐ゼミの公演で、演目が『蛇姫様 ─わが心の奈蛇』。
へぇ~蛇姫様だってさ。劇の名前からしてなんか怪しい。
で、会場は浅草花屋敷の裏側で、駐車場に張ったテントの芝居小屋建ててやるという‥‥。

テントでやる芝居なら水戸で観た唐組の芝居がそうだったし、新宿梁山泊の芝居もそうだったし。

でも、いざ現場に行ってみて足がすくんじゃったよ。





‥‥な、なにこれ?

そりゃ、この芝居って唐十郎が1970年代に脚本書いた芝居だけどさ。
この芝居小屋って見るからに70年代の風物、怪しい見世物小屋そのものじゃん?
『蛇姫様』ってでっかい文字で、これ見よがしにでかでかと看板出してるし。
おまけに入り口の真上にはケバく彩色した怪しいマネキンのっけちゃってるし。
芝居小屋の周りにはケバすぎ天然色衣装着た厚化粧のねーちゃん達が徘徊しちゃってるし。‥‥え!? 出演者の皆さんですか?
これって日常の風景の中に侵入してきた非日常。
ご近所の人らしき通りすがりのおばちゃんが、
「何でここにこんなものが?」
って雰囲気で立ち止まっちゃってるし。

‥‥お、俺、何でこんなところに来ちゃったの?

‥‥こんな芝居小屋に一歩足を踏み入れたら、俺まで怪しい人達のお仲間になっちゃうじゃん?

そう思って、思わず足がすくんじゃったよ。

あ~でもさ、結局、勇気を振り絞って当日券買って、入っちゃったよテントの中に。
すごいね~、テントの中は人でぎっしり。おまけに後から後からお客さんが入ってくるし。
この暑い最中、こんな怪しい芝居を観に来るなんて、なんて物好きな人間がたくさんいるんだ東京は。

あ、俺は茨城から来てますけどね。

さて肝心の芝居の中味だけど、さすが唐十郎というか。70年代の唐十郎はとっても過激だったんだね~。折りしも70年安保とか学生運動が盛り上がっていた熱い70年代、唐十郎も怪しい芝居をゲリラ上演する危険人物として当局からマークされていたらしく、芝居小屋を機動隊に囲まれながら芝居をやったというエピソードを知っているけど‥‥この内容じゃ、機動隊に囲まれちゃっても不思議はないよ、うんうん。と、納得したりする。だってさぁ~、
「こりゃ差別語だろ?」
とか、
「これ放送禁止用語だろ?」
とか、
「こんなモン舞台の上に乗っけて見せちゃっていいの?」
とかいうシーンがぞ~ろぞろ出てくるし。だって舞台の上でケバい姉ちゃんがドス振り回すわ(模造刀だけど)血が出るわ(血糊だけど)、おまけに天下のNHKまでネタにしちゃってるし。

こんな芝居、絶対にテレビ放映は無理だぁーっ!!!!

うん、それだけは言える。

でも俺的には大満足。

観て良かったよ。

いや当時、金に困っててさ~。

この芝居、観に行くかどうか最後まで悩んだけどさ~。

今じゃ人生の宝物をプレゼントされたような気分。

次に再演がある時も、また観に行くかもね。

あと、この手の芝居じゃいつものことだけど、芝居の最初にアナウンスがある。
「水が飛んで来るのでご注意ください。自分の身は自分でお守りください」
以前に見た新宿梁山泊の芝居だって、舞台の上に池作って役者がそこへ飛び込んだりとか、過激なことやってくれちゃってるけどさ。
でも、この芝居に限って言えば、水の飛ばし方がおっそろしく下品だっ!!!!
あ、でもお客さんは笑って観てたようだし。途中で怒って帰っちゃった人もいなかったようだし。

上演時間3時間もの大作だったので、芝居が終わったのは夜の9時過ぎだ。芝居小屋のマネキンが照明の中に浮かびあがっているのを見て、お客さん達が面白がって携帯でパチパチ写真撮ってる。俺も調子に載って、蛇姫様のマネキンちゃんをデジカメで‥‥パチッ。





写真で見てもやっぱり怪しい。
‥‥いいのか、こんなのブログにのっけちゃって。



付け足し。
舞台の写真は唐ゼミのブログに載ってるんで、参考までに。
フラッシュなしの撮影のようで、全体的に暗めの感じだけど、実際に肉眼で観た舞台はもっと明るく感じたね。

http://redg.info/~karazemi/log/
http://www.karazemi.com/  

Posted by 岩崎綾之 at 08:09Comments(1)演劇

2010年07月20日

近所の路上で遭遇しちゃいました



昨日の話です。

買い物をしてきた帰り道、自宅のアパートからすぐの路上でクモとジガバチがバトルってるとこに遭遇しちゃいました。たまたまデジカメを持っていたんで、滅多にお目にかかれないシーンを撮影しちゃいました。

ジガバチはクモに乗っかって針刺したその後は、余裕で触覚や羽の手入れをしてます。クモは麻酔が効いて動けません。この後はジガバチの巣に持っていかれ、卵を産みつけられるのでしょう。

クモに食われる虫がたくさんいる中で、クモを食ってしまう虫もいる‥‥と、なんだか人生のすごいヒントを自然に教えられたような気がしました。おしまい。  

Posted by 岩崎綾之 at 17:01Comments(2)筑波の自然

2010年07月07日

あの女が帰ってきた~観劇『王女メディア』

牝ライオンよりも怪物スキュラよりも恐ろしい、あの女が帰ってきた~っ!!!!
うぎゃああああああああ~っ!!!!!!!!

劇団新和座 第4回公演 王女メディア
http://www.shinwaza.com/

めでたく千秋楽を迎えたそうで、おめでとうございます。

解説しよう。メディアとはエウリピデス作のギリシヤ悲劇で暴れまくる極悪ヒロイン。クレオン王とその娘を惨殺した挙げ句、自分と英雄イアソンとの間に生まれた2人の子供を殺害し、イアソンを破滅に追いやった最悪の悪女なのだ!!!!

いや~ここまでやってくれちゃってると、かえって爽快っていうか。

調べてみると、実はこのメディアにはモデルとなった実在の人物がいたらしい。古代ギリシアの政争に巻き込まれ、対立者からは蛇蝎のように嫌われて非難され糾弾され、悪女メディアとして後世に伝わったんだとか。怖いものの見たさというか、当時のギリシヤ市民は今でいうホラー映画でも観るような気分で、この劇を観に行ったんだろうか?

ま、それはともかく。

私が観に行ったのは7月2日の金曜日。去年、阿佐ヶ谷の小劇場で観て以来、お気に入りの劇になったので、結局今度も観に行った。

冒頭、乳母のモノローグが始まってすぐに「去年よりも迫力が出たな」と感じた。最悪の悪女、メディアの今に至る有様を乳母が一人で語るのだが、紡ぎだされる言葉に熱気を感じる。情念を感じる。このシーンを観ただけで、「今年のメディアは去年よりも楽しませてくれるな」という手ごたえを感じた。

でも、次のシーンにちょっといただけない場面があって。子守り人がメディアの子供2人を籠に乗せてやってくるシーンなのだが、乳母と話をしようとして、その籠を舞台のはじっこの方に置いてしまう。その籠を置く仕草が、何だか野菜の籠か何かを置くように見えてしまった。2人の子供は人形なのだけれど、劇のポイントとなる大切な存在なのだから、ここは舞台中央にでんと置いて、2人で籠の子供をあやしながら乳母と子守り人に話をさせても良かったように思う。

あら捜しはこのくらいにしておこう。細かい突っ込みどころは色々あるんで、あとで新和座の関係者にメールでも送ってみようと思う。mixiやってる方もいることだし。だけれど、私としてはとても満足した。時間を作って観に行って良かったと思う。来年もまた観たくなる。

で、ここから先は批評ではなく、劇を観ながら思ったことを書きます。

メディアってセリフが凄いですね。

「残されたのは一日。でも、このメディアが復讐を果たすには一日あれば充分。この一日で、花嫁と花婿、そして舅であるクレオン、あなたたち三人まとめて残らずあの世に送り込んでやるわ。どうやって、そう。どうやって、ああ、楽しい、ちょっと考えただけで、両手に余るほどのいくつもの方法が次々に思い浮かぶ。どれでやってみましょうね。ああ、ワクワクする。ねえ、みなさん、わたし本当に迷ってしまいますわ。二人の部屋に火をつけてやりましょうか。それとも寝込みを襲って、鋭い刃を突き立ててやりましょうか。いえ、いえ、そんな馬鹿なことはしないわ。だって、家に忍び込んだりすると、まかり間違って掴まったりしないでもない。掴まって、散々馬鹿にされて、挙げ句の果てには殺されてしまう。そんな危険を冒したりはしないわ。絶対安全で、絶対確実な方法があるの。わたしが一番得意とする方法。それは毒薬。これならもう何度も実証済み。一度もしくじったことなどないわ──」

 「笹部博司の演劇コレクション ギリシャ悲劇編:01 メディア エウリピデス」より

実は去年の初回公演でメディアのファンになって、文庫本で出てたシナリオを買ってしまいました。

いやほんっとに、メディアってセリフが凄いですね。復讐だの、あの世に送るだの、火をつけるだの、寝込みを襲うだの。しかも相等な長ゼリフ。他のセリフの長さもこんな感じで、登場からラストシーンまで延々としゃべり続けるのだから、たいしたものです。メディア役を演じた、ならりえさんに拍手。

劇のクライマックスというと、やはり全てを失ったイアソンと、子供の亡骸を抱えたメディアとが、向かい合って激しい言葉をぶつけ合うあのシーンでしょう。前回の公演と同じように、メディアは客席の階段に立ってイアソンと対峙するんですが、私が座っていた席がちょうど階段側の隻で、ちょうどすぐ隣がメディアの立ち位置になってしまいました。私は座席に座りながらメディア様の御顔を見上げる形になってしまいましたが、遠くから観ても近くで観ても迫力ありますね~。

ちょっと長くなったんで、今回はこのくらいにします。メディアについてはまた何か書くかもしれません。  

Posted by 岩崎綾之 at 17:17Comments(2)演劇