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プロフィール
岩崎綾之
つくば市茎崎在住の社会人。普段の仕事は地元での工場勤務。請負社員やってます。副業としてノベルゲームの原稿書きのアルバイトもやっているけれど、小説形式のRPGというマイナーなジャンルなので知名度はイマイチ。仕事休みの日は映画を観に行ったりカラオケに行ったりすることが多かったけれど、2007年秋から地元の在日難民支援NPOの活動に関わるようになり、今ではそっちの会報の原稿を書いたりすることもあり。2008年10月よりどういうわけか劇団バリリー座に参加し、人手不足から役者を務める羽目に。それがこのブログを立ち上げたそもそものきっかけ。

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Posted by つくばちゃんねるブログ at

2015年03月03日

恋のやまひ

なんてこった。『十二夜』水戸公園から2週間ちょいしか経ってないのに、もう芝居を5本も見てる。

2月20日  ピープルシアター公演 『金色の翼に乗りて』 at シアターΧ
        新宿梁山泊公演 『ハムレット』 at 芝居砦・満天星

2月26日  N.K.project 公演 『この道はいつか来た道』 at アトリエ第7秘密基地

2月27日  楼蘭公演 『純血奇譚』 at 王子小劇場

2月28日  劇団ロオル公演 『ROCK』 at 高円寺明石スタジオ
        楼蘭公演 『純潔奇譚』 at 王子小劇場 (リピート観劇)

ざっとこんな感じだ。

思えば『十二夜』公演直後はハードスケジュールが祟って身も心もボロボロって有様だった。心の傷は演出からさんざんダメ出しくらってグサグサやられたのが圧倒的だったけど、恋の矢だって何本か突き刺さってるはずだ。俺は傷の痛みを紛らわしたいこともあって、観劇にのめりこんだ。だけどハムレットを観たのはヤバかった。

そうだ、東京の中心部から離れた辺鄙な場所にある、まるで秘密のアジトみたいな小劇場、芝居砦・満天星で観たハムレットだ。観客席の最前列に座っていた俺は、気のふれたオフィーリアから白い花をプレゼントされてしまった。客いじりだよ。舞台に立つオフィーリアは、俺ににっこり微笑んで、俺の手に白い花を握らせてくれたんだ。純白の白い花を見ながら俺は思った。この花の茎を胸に突き刺せば、心臓の血を吸い取って真っ赤に染まるんじゃないかと。

ああ、でもそのあとで彼女は‥‥だめだ、書けない。思い出そうとすると涙ぐんでしまう。芝居好きなら、この後でオフィーリアに何が起きたかわかるたろ? 分からなければ勉強してくれ。とにかく俺には書けない、書けないんだ。恋に傷ついた俺の心はまたしても傷を負ってしまった。まるでナイフでグサリと刺されたみたいに。

ちくしょー、ハムレットはろくでもないヤツだ。こんな芝居を書いたシェイクスピアはひでぇヤツだ。ハムレットのバカヤロー! シェイクスピアのバカヤロー!

そしてついこの前の金曜と土曜、王子小劇場で観た楼蘭の『純血奇譚』で、俺の心は完全にトドメを刺された。

金と時間があれば、もう1回観られたのに‥‥。

愛って残酷だ‥‥。

愛のせいで、俺は、俺は、俺は‥‥。



‥‥俺はもうダメだ。  

Posted by 岩崎綾之 at 17:25Comments(0)演劇

2015年02月22日

『十二夜』 in 水戸 公演終了

2月15日、楽日の公演が終わって1週間が経過。思えば1ヶ月以上もブログの更新がずっと滞ってたのは稽古に追われてブログどころじゃなかったからで、特に公演期間中は毎日が修羅場と飲み会の連続みたいなもんだったし、おまけに休演日には夜勤のバイトまで入れてたからもうてんやわんや。終わった後の打ち上げは満身創痍で飲んだくれているような状態で、リハビリに1週間費やして、やっと元気になった感じ。一時は、もう芝居も酒もこりごりだよ~、な状態だったのに、一昨日は東京で芝居を2本を観て、ついでにイタリアンレストランで酒飲んできたし、昨日は自転車に乗って筑波まで行って、障碍者支援のイベントに顔出したついでにまたもイタリアンレストランで酒飲んで映画見てきた。んで、今週も東京に芝居を観に行つて、サイゼリヤあたりで飲んでるはず。懲りないヤツめ。

ともあれ、大した事故も病気もなく、無事に公演すべてを終えることができて何よりです。関係者の皆様、お疲れ様でした。観に来ていただいたお客様、ありがとうございました。  

Posted by 岩崎綾之 at 14:45Comments(0)演劇

2015年01月03日

スゴいモン観ちゃった~☆ネット拡散ちう




きのう、東京でとんでもねーイベント観てきた。

開場は東京の神楽坂あたりにある、イベントスペースを兼ねたバー、絵空箱。

↓催し物は、コレ。

http://www.missrevodolbbbbbbbberserker.asia/images/img_welcom_front1200.jpg

きょえええええええ~!!!!
写真撮影OK! 食べ物OK! なんてライブイベント初めてですだぁ~☆
バシバシ写真撮って、どんどんネットに拡散してちょ~だい! ってことなんで、あたちもデジカメで撮った写真をUPしますだ。












今日と明日もやってるよん。
前売り券は完売しちゃってるけど、運が良ければ当日券がGETできるかも!?
ちなみに、あたちは当日券買って観た。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
革命アイドル暴走ちゃん
新春特別公演
うぇるかむ★2015
〜革命の夜明け〜
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
http://www.missrevodolbbbbbbbberserker.asia/index.html



あ‥‥会場でDVD買い忘れた。金は持ってたのに。ぢぐぢょおおおおおおおお~!!!!!  

Posted by 岩崎綾之 at 10:15Comments(1)年末年始

2015年01月01日

あけおめ~☆ ことよろ~☆

2015年の、あけおめ~☆ ことよろ~☆
水戸に初詣に行って、今帰ってきた。
う~、寒!  

Posted by 岩崎綾之 at 23:58Comments(0)年末年始

2014年12月30日

言い訳

うわ、気がついたら年末じゃん?

で、あっちの発表のほう、前回のブログで正式発表するって書いたのに、全然書けてない。

気がついたら初日の顔合わせが終わって、

気がついたら記者発表が終わって、

気がついたら今年最後の稽古が終わって、

気がついたら、今日は12月の30日。

いや、だって、色々忙しかったし。

パートタイマーでやってる工場の夜勤が終わるとそのまま水戸へ行って芝居の稽古して、

稽古が終わると、ちょっとだけ睡眠とってまた夜勤、

行きと帰りの電車ん中で寝ようとしても眠れなくて、この前なんか睡眠時間が2時間とか。

で、稽古のほうが正月休みに入ると、憂さ晴らしに東京へ遊びに出かけて、ダンスを観たり、飲んだり、食べたり、映画を観たり。

この前の金曜夜には池袋の新文芸坐のオールナイトでホラー映画を5本まとめて観てましたわ。

で、じつわ今夜も夜勤だったり。

そういや、年賀状まだ書いてないや。年賀状まだ買ってないや。

ま、いいか。来年になってから書けば。






あ、そうそう。来年、舞台に出ます。

森新太郎演出『十二夜』。

http://arttowermito.or.jp/theatre/theatre02.html?id=659

詳しい話は来年にでも。  

Posted by 岩崎綾之 at 15:48Comments(0)演劇

2014年12月15日

気分はダイ・ハード!?

ほら、あれだ。ダイ・ハード2のキャッチコピー。

「また、戦場へ来てしまった運の悪い奴」

ブルース・ウィリス演じる運の悪い刑事ジョン・マクレーンが大規模テロの現場に放り込まれてしまい、周りはテロリストだらけというあの状況、今のオレ様もあれみたいな感じ。つまりだ、その‥‥。



オレ様、オーディションに受かってしまった運の悪い奴。

周りはプロの俳優だらけ。

うわっ! オレは何でこんなとこに来ちまったんだよぉ~!




‥‥なんてしょーもないカキコしてる場合でもないんだけど。

もう後戻りできない状況になっちまったんで、内心ハラハラドキドキだったり。



正式発表は明日の夜あたりに。いちおう。  

Posted by 岩崎綾之 at 19:44Comments(0)演劇

2014年12月14日

不幸を絵に描いたようなお芝居 その2

はい、前回の記事に引き続き、今回も不幸を絵に描いたようなお芝居の話です。
しかも不幸レベルは前回の比じゃありません。だって、学校で同級生を刺し殺しちゃった女子中学生のお話なんですから。
まずは、これ見てください。劇団サイトに紹介されてますから。

http://www.jacrow.com/
http://jacrow.jugem.jp/?eid=731

フライヤー、ご覧になられましたか?
念のために言っておきますけど、包丁握りしめている血まみれセーラー服少女が主役じゃありません。
主役はコンビニ袋を片手にぶら下げた、元気なさそうなオヤジです。

フライヤーからして挑発的ですね。世の中に喧嘩売ってるっポイですね。自分、某所でこのフライヤーを手にしたばっかりに‥‥観に行っちゃいましたよ、この芝居。観たのはもう1週間以上も前になりますね。12月5日、バイトの帰りに東京・新宿で観てまいりました。

うわあああああああ~! なんだよこれぇ~!

不幸な芝居って言ったって、息抜きの場面とか笑える場面とかが適度に挟まっていれば、お気軽に観られるもんだけど、この芝居ときたら‥‥たとえて言うならチョコレートから砂糖とミルクを抜いて、苦いモノだけガツガツ食わせてくるような、キョーレツな芝居。
「何でこっちまで、こんな痛い思いして芝居を見なくちゃなんないんだよ~!!」
と言いたくなるような。
でも、オレ様、そういう芝居って結構観てるもんね~。某モリシンが某モナカ興業でやった「43」とか「旅程」とか。そういや今年、某・東京アンサンブルが某・ブレヒトの芝居小屋で上演した「無実」も、殺人と自殺の話だったし、痛いほど強烈だったな。なんでオレ、そういう芝居ばかり見たがる? オレってマゾ?

え~、芝居のタイトルになっているPRESSという言葉には、出版物とかマスコミとかいう意味以外にも、圧力という意味がありまして。殺人事件の舞台になった学校に、殺人犯の父親になってしまったオヤジの家庭に雑誌記者が押しかけてガシガシ問い詰めます。
「学校はいじめを把握していなかったんですか!?」
「学校の責任を認めるんですか!?」
「殺人事件の原因は家庭にあったんじゃないんでいか!?」
「あなたは父親の責任を果たしていたんです!?」
もうつるし上げです、糾弾です、リンチです、言葉ってほんとに暴力です。とにかくプレスはひたすら加害者を追い詰めます。その結果……。

結末書きたいけど、ネタバレになるから書きません。でも、超悲惨で不幸のどん底を突き抜けてさらなる闇に落ちていくような、そういうラストが待ってます。たぶん、劇団からDVDが発売されるだろうから、もしも興味がおありでしたらそのうち発売されるだろうDVDをご覧になってください。観ていたオレ様は頭が痛くなって気分がクラクラしてきました。え? それは芝居観る前に近くのサイゼリヤで飲んできたワインのせいだろうって? 飲んだくれて芝居なんか観ないで、もっと真剣に観ろって? なんかそんな圧力がかかりそうでコワいです。  

Posted by 岩崎綾之 at 19:37Comments(0)演劇

2014年12月06日

不幸を絵に描いたようなお芝居 その1

んで、話の続きだ。

セブンイレブンで予約し損ねた芝居のチケット、当日券を買うことにして劇場へ足を運んだ。実は観劇日の12月4日が初日だった。
その劇場というのが東京・築地のブディストホール。なんとお寺さん付属の小劇場で、築地本願寺の敷地内にある。
最初、場所が分からなくて迷ったよ。本願寺のでっかいお堂の回りを一巡した挙句、出入口でお仕事してる警備員さんに聞いたら、親切に教えてくれたよ。本願寺のでっかい建物の2階にあった。さすがお寺さんで、看板とかノボリとか役者の顔写真とか一切なし。お寺の厳粛な雰囲気を派手派手な宣材で壊さないようにという配慮なのだろう、きっと。開場1時間前に劇場受付にいったら、まだ席に余裕があったんで、無事に当日券を手に入れることができた。よかったわ~☆

劇場入り口には品の良い喫茶店があったんで、そこでモナカとほうじ茶のセットを頼んで暇つぶし。そしたらお客さんが来るわ来るわ、みんなまじめに列作って並んでる。すごい人気だね。

そうそう、肝心の芝居のタイトルだけど、

「CHANGING~二つの行方」

という、東京のイケメン演劇ユニット 「NAKED BOYS」の公演だ。出演者は全員がイケメンの若手俳優で、当然ながら?お客さんも女性が圧倒多数。そん中にオレみたいなヤローどもがちらほら混じってる。

芝居の中身はというと、これが絵に描いたような不幸な若者のお話で、不治の病にかかってしまい、自暴自棄になって酒とクスリに溺れてしまい、最後はボロボロになって死んでいくという‥‥。

でも、不幸を絵に描いたようなシーン以外にも、笑えるシーンとか、しんみりと見せるシーンとか、ほつとする人の温かさを感じさせるシーンとか、巧みに組み合わせているんで、観た後の印象はそんなに暗くない。ラストだって、「あんな可哀想な死に方をしたタケシ君も、かけがえのない思い出を残してくれた」みたいな、桜が散るようなきれいな終わり方だったしね。そういや芝居の後のトークショー、出演者全員が主役を囲んで、「主役が可哀想になってくる」みたいなこと笑いながら言ってた。あれは笑えた。

まあ、でも、今回の観劇、芝居だけじゃなくて、会場の印象も手伝ってくれて、いい思い出になってるね。こんな場所にこんな品のいい劇場があって、こんなに気持ちよさそうな喫茶店があって、楽しい思い出ができてよかった~☆ 生写真も買っちゃった~☆ みたいな。そういえば、モナカ食べつつほうじ茶飲みながら観ていた喫茶店のテレビでは、満蒙開拓団の特集番組やってた。気になるんで後で調べとこ。  

Posted by 岩崎綾之 at 11:03Comments(0)演劇

2014年12月01日

チケット予約取り損ねたぁ!

某・“恋敵”が出演する芝居の情報を嗅ぎつけて、昨日ネットで予約して、今日セブンイレブンでお金払って受け取るつもりでいたら‥‥予約の有効期限、昨日で終わってた。ぢくじょ~!!!! ぬかったわ!! こーなったら当日券狙いだわ。  

Posted by 岩崎綾之 at 16:20Comments(0)演劇

2014年10月05日

マジ、悪夢にうなされてたわ

うわ、プログに書こうとすると急に苦しくなるのは何で?

ともかく、オレはとんでもない時間に目が覚めてしまって、こうしてブログ書いてる。

目覚めてからだいぶ経つのに、いまだに胸を締め付けられるみたいに苦しい。

オレが見た夢ってのは、芝居の練習を始めたら悪い霊に取り憑かれて邪魔されて、最後には何だかよく分からないオヤジと一緒に悪い霊と対決して、なんとか撃退に成功するっぽいんだけど……なんでこうもリアルに心霊バトルしたみたいに息苦しくなるわけ?

まあ、この手のことは昔からよくあったんで、今さら驚きはしないけど。昨日のブログで“悪い霊”とか書いてネタにしたのがヤバかったのか?

もう眠れそうにないから適当にネットサーフィンして時間潰そうっと。  

Posted by 岩崎綾之 at 03:33Comments(0)夢の話

2014年10月04日

判る人だけに判るネタ

競争率高すぎて受かると思ってなかったオーディションに受かっちゃった~★

え!? どうしてなの!?

わかったぞ、これはきっと……

妖怪のせい~なの~ね♫ そうなのね♫



……とか何とかしょーもないこと書いてたら、キーボードの操作ミスするか何かしらやらかして、せっかく書いた書き込みが消えちまったじゃないかー!!!! これも妖怪の仕業かぁ~? あんまりしょーもないこと書くなーっていう、あっちの世界からの警告かよ~?

んでも性懲りもなく、また書いたりする。

いや、その、なんだ。これまでお世話になった某モリシンと某ミトゲー絡みで色々あって、色々あったのはいいんだけれど、正直言って色々ありすぎなこの状況に頭がついていけませ~ん! それで、とりあえずブログでの正式発表は先延ばしにして、しょーもない書き込みで時間潰し。心の整理がついたらきちんと発表するからね~。

そいえば先日、東京の某所で開催された某劇団の某実験公演を観に行った時、たまたま通った地下鉄の通路に某ミラクルなお芝居の巨大ポスターが張り出されてて、そこに某ものすごく有名そうな女優さんの巨大顔と一緒に、某モリシンの名前が載っちゃってたもんだから、思わず足が動かなくなって立ち止まっちゃったよ~。え~!? オレ、マジでこの人の芝居に出るのかよ~!?

とか書いてたら、背中に何か乗っかってきたような気配が……。あはははは! もしかして、これって悪い霊?

違うよ、プレッシャーだろ?  

Posted by 岩崎綾之 at 16:37Comments(0)人生いろいろ

2014年09月30日

9月の終わりに

演劇活動まだ継続中。

だけど9月は雑用がありすぎて、本来やるべきことになかなか手がつけられず。

その雑用もようやく片付いて、さあこれでやっと集中できるぞ、そろそろブログにそのことを書こうかな?

‥‥と、思っていた矢先に御嶽山が噴火。

出鼻をくじかれた。

現時点に入っている情報では、なおも三十数名が山頂で心肺停止状態。

降り積もる火山灰と有毒ガスに阻まれて救助活動は遅遅として進まず。

噴火から既に3日が過ぎているのに。

最近、いろいろありすぎだよ。豪雪、豪雨、土砂崩れ。

ちょっと蚊に刺されただけでデング熱の心配までしなくちゃならなくなった。

今、グレーな気分だし。

月が変わってから何か書こう。

  

Posted by 岩崎綾之 at 16:12Comments(0)人生いろいろ

2014年09月14日

死ねない羊娘たち

俺はすっかり人生に嫌気がさして、現実逃避するために星のホテルに泊まり続けていた。

ある日、散歩から帰ってくると、俺の泊り部屋に勝手に居座っている連中がいた。

メェメェ泣いてる羊娘が二人、彼女たちは不幸なレズビアンのカップルだった。

自分たちの存在を社会に受け入れられず、すっかり傷つき疲れ果てた二人の可愛い羊娘は

メェメェと泣いてはスーハースーハーと過呼吸を繰り返して心中しようとするのだが、

何十回・何百回と過呼吸を繰り返したところで死ねやしない。

それでも死ぬことばかり考えて、メェメェ泣きながらスーハースーハーと過呼吸を繰り返す。

永遠に繰り返されるかと思われる悲しく虚しい行為の間中ずっと、二人の羊娘たちはお互いのことばかり見つめたままで、

部屋の隅でじっと見ている俺にはまるで気づこうともしない

その有様をただじっと見つめている俺は、だんだんむなしく物悲しくなってきた。

日が暮れて暗くなると、羊娘たちは部屋のベッドの中に勝手にもぐりこんで、二人で抱き合ったままメェメェ泣いては、

相も変わらずスーハースーハースーハースーハーと繰り返してばかり。

俺が寝るはずだったベッドはもう完全に、死にたくても死ねない羊娘のカップルの、たった二人だけの小宇宙。

自分の居場所を奪われてしまった俺はすっかり泣けてきてしまい、

もうどうしようもなく悲しい気持ちで星のホテルから出て行った。



 ────以上はおととい、東京・池袋にある東京芸術劇場内のシアターウェストで観劇した寺山修司の芝居、青蛾館公演『星の王子さま』を観た後で、心中にモクモクと湧き出してきた妄想。  

Posted by 岩崎綾之 at 17:48Comments(0)演劇

2014年08月23日

ブログ再開準備ちう

現在の居場所、水戸の某ホテルの一室。

長いことブログ放置してたら文章の書き方忘れちまったみたいで、リハビリのつもりで文章書いてみる。

ほんとは水戸に着いた昨日の晩にでも何かしら書こうと思ってたけど、不規則な生活と夏バテのせいか体がムチャクチャだるくて、ずっと寝ちまった。

呼吸法で体のバランス整えて、風呂に入って、今の調子は昨日よりはずっと良さげ。

今夜は芝居観てからゴジラの映画観て、その後で飲みに行くぞ。  

Posted by 岩崎綾之 at 15:34Comments(0)人生いろいろ

2014年02月14日

大雪の日に池袋に来ました

先週に続き、関東地方では今日・明日と大雪らしいです。
そんな日なのに、私は東京の池袋に来ちゃいました。
東京芸術劇場で寺山修司作『宝島』の公演があって、夜7時の回のチケットを予約しちゃったんで、無理して茨城から来ちゃいました。
果たして帰りの電車は動いているんでしょうか? 先週のように大雪でストップするかもしれませんけど、今回の大雪は途中から霙に変わりそうなんで楽観しています。それでも電車が止まったら? そん時は池袋のネットカフェにお泊りです。今もこうして池袋のネットカフェからネットにアクセスしてるわけですが。とりあえずここに来る前には東京芸術劇場に寄ってきました。




ガラス張りの屋根のほうからザアザアと水の流れる音がするんで、雪が雨に変わったのかなと思って見上げると、ガラスの屋根の斜面を水がザアザア流れてます。わざわざ水を屋根まで汲み上げて流して、降り積もる雪を溶かしているみたいです。すごい手間かけてますね。でも停電になったら大変そうですね。この前みたいな大雪になったら雪の重みでガラスの屋根が破れてしまいそうだ。
外を歩くには雪がうっとうしいので、もっぱら地下道をつたってコーヒー屋さんに行ったりとか、東京芸術劇場の周辺をぶらぶらしています。夕方になったらサイゼリヤにごはんを食べにいこう。


  

Posted by 岩崎綾之 at 14:42Comments(0)演劇

2014年01月13日

今、水戸にいるのです

実は昨日から水戸にいるのです。

昨日は演劇仲間の朗読会がありました。

夜勤明けで電車に乗って水戸に着いて、朗読会が終わってから水戸芸術館に立ち寄って。

あのぐにゃぐにゃした形のアートタワーの中に入って。

親切なガイドのお姉さんの案内で展望台まで上って、地上100mからの景色を眺めて。

その後で近場のホテルにチェック・イン。

部屋に入って少し休もうかと思ってベッドに寝っ転がって。

昔のことをあれこれ思い出しながらのんびりしていたらそのまま寝てしまい。

気がついたら深夜0時。

やっちまった~。

それでホテルを出て寒い町中歩き続けて行き付けのアイリッシュパブへ。

なぜかそこのお客さんやマスターと芝居や人生や映画の話で盛り上がってしまい。

ホテルに戻ってきたのが夜中の3時頃。

それから再び寝て、起きて、7時頃に朝ごはん食べて、お風呂に入って。

今、ホテルの部屋でネットにアクセスしてます。

んで。

今日はこれからひたちなか市で行われる某ドラマスタジオの公演を観に行く予定。

んでもまだチケット取れてません。

前売り券は完売でした。

少しばかり当日券があるそうなんで、それを買って見るつもりだけど。

なんか売り切れてそうな気が。

大丈夫かな~?  

Posted by 岩崎綾之 at 08:53Comments(0)水戸ネタ

2014年01月02日

祝☆2014 あけましておめでとうございます

原発は死ね!!



あけおめ~☆ ことよろ~☆


今年も色々やるぞ~☆


  

Posted by 岩崎綾之 at 15:35Comments(1)年末年始

2013年12月13日

演劇活動再開!?

 今日は13日の金曜日。ま、いいか。
 2年前の今頃は『夏の夜の夢』の稽古でてんやわんやの毎日だったはずだ。で、あれから2年過ぎた今年はどうかというと、水戸の某ドラマスタジオのオーディションにめでたく落っこちて、同じく水戸の某プロデュース公演のオーディションにもめでたく落っこちて。おかげでこの頃はチケットノルマにも水戸まで行き来する交通費の捻出にも頭を悩ませることなく、観劇三昧の日々。それにしても2年前に受かっちまった『夏の夜の夢』のオーディションはいったい何だったのだろう? 今、考えると「運命のいたずら」でなければ「何かの間違い」のような気もしてくるんだが(笑)。
 で、最近では毎月のように東京の阿佐ヶ谷とか高円寺とか下北沢とか新宿とか浅草とかに通って、月に2~3本は芝居を見ている。その関係で東京のいろんな劇団から公演案内のメールをいただくようになって、そのうちのひとつにワークショップへのお誘いが混じっていた。東京の小さな劇団で、来年1月に鈴木メソッドに基づくワークショップをやるとかで、それが正月明けから毎週金曜日。鈴木メソッドには前々から興味があったので申し込んでみた。あと1月から2月にかけて、つくば市から土浦市に拠点を移した某劇団が、土浦のアトリエで太宰治祭り──正確に言うと、太宰治の作品をテーマにした演劇を連続上演する企画をやる。当然ながら初日乾杯とか打ち上げとかでお客さんも交えた飲み会も開かれるだろうから、これは絶対観に行く。同じく某劇団のアトリエでは来年2月、以前よりお世話になっていて今でも劇場で顔を合わせるたびに「何しに来たんだよ!」とやさしく声をかけてくれる某Kさんの演出で泉鏡花の『天守物語』を上演する予定で、こちらも初日乾杯とかで飲み会になるだろうから、これも絶対に見に行く。
 それから後のことは──まあ、ぼちぼち考えていこう。

 んじゃ、今日も東京に芝居を観に行くぞ。場所は東京の吉祥寺だ。


  

Posted by 岩崎綾之 at 10:47Comments(0)演劇

2013年06月30日

人形の夢

その夢を見たのは6月14日の朝方。
自分は夢の中で喫茶店のような場所にいて、ガラスケースに入った人形をじっと見ていた。
女の子の人形だったが、なぜかケースの中で勝手にポーズを変える。すくっとした立ち姿だったのが、前屈みになったり。そのまま見ていたら、いきなり人形がケースの中から飛び出して、私のところに飛んできた。そして私の近くでぴょんぴょん跳ね回った。その時、私の周りに広がる光景は、なぜか喫茶店のような一室から劇場に変わっていて、跳ね回る人形は観客席に座る私にまとわりついていたのだが、なぜか怖いという感じはまったくしなかった。ただただ、跳ね回る人形に驚いていた。

あんな生々しい夢を見たのは、お稲荷さんのキツネが夢に出てきて以来だ。あの人形は何だったんだ?

夢を見たその日は、水戸芸術館に芝居を見に行く日だったんだが。イブセンの『人形の家』とはあまり関係なさそうだ。

跳ね回る人形の夢にどんな意味があるのか、ネットの夢判断でいろいろ調べてみたが、自分でこれだと納得できるものが見当たらない。ただ、人形の夢には不吉な意味合いが強いらしいんだが、夢を見た自分の印象だと強く感じたのは不吉なイメージよりも元気なイメージだ。

人形といえば、かつて参加した俳優トレーニングのレッスンで、こんな体験をしたことがある。その時の課題は「2人でペアを組んで、顔の表情を一切出さずに相手を見つめ合ったまま、近づきすぎず離れすぎずお互いに一定の距離を保ちながら歩くというものだった。自分のパートナーとなったのは若い女性だったが、無表情で私を見つめながら歩く姿がとても異質で、怖いくらい日常離れしていると感じた。人間というよりも、魂のない等身大の人形が歩いているような感じだった。もっとも私だって同じことをやっていたのだから、私の姿もそんなふうに見えていたことだろう。役者というのは演技に熟練すればするほど人形に近づいていくんじゃないのだろうか? 彼女を見てそんな風に思ったものだ。人形も役者も人に見られるための存在だし、演じるということは自分の身体に別の何かの魂を吹き込んで表現するようなものだとも思う。

こんなふうに考えてみると、人形というものは私にとって決して不吉なものではない。すると夢に出てきたあの人形は何だったのだろう? 役者としての自分の守護霊みたいなものか?  

Posted by 岩崎綾之 at 16:27Comments(0)夢の話

2013年03月23日

マダム・エドワルダすげぇ

はぁ~何ですかこれはぁ~。すごいの見ちゃったよ~。

http://madame-edwarda.com/

そもそものきっかけは、演劇つながりで1枚のチラシを受け取ったことだった。それがこの『マダム・エドワルダ』。気晴らしもかねて、わざわざ東京の阿佐ヶ谷まで出かけて観に行ったんだが、ん~何というか。知人の勧めるレストランにためしに入ってみたら、いきなり目の前に女体盛りを出されちゃったような、そんな気分。でも女体盛り、おいしゅうございました。残さず全部いただきました。またご馳走させてください。書きたいことはいろいろあるけど、ヤバいネタばかりなんで、これ以上は自主規制させていただきます。でも原作者のバタイユって、フランスの文化人だってことは以前にどこかで読んでそれとなく知っていたけど、改めていろいろ調べてみたら‥‥あ、そういう人だったんですね。納得しました。  

Posted by 岩崎綾之 at 18:41Comments(0)演劇