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プロフィール
岩崎綾之
つくば市茎崎在住の社会人。普段の仕事は地元での工場勤務。請負社員やってます。副業としてノベルゲームの原稿書きのアルバイトもやっているけれど、小説形式のRPGというマイナーなジャンルなので知名度はイマイチ。仕事休みの日は映画を観に行ったりカラオケに行ったりすることが多かったけれど、2007年秋から地元の在日難民支援NPOの活動に関わるようになり、今ではそっちの会報の原稿を書いたりすることもあり。2008年10月よりどういうわけか劇団バリリー座に参加し、人手不足から役者を務める羽目に。それがこのブログを立ち上げたそもそものきっかけ。

2013年06月30日

人形の夢

その夢を見たのは6月14日の朝方。
自分は夢の中で喫茶店のような場所にいて、ガラスケースに入った人形をじっと見ていた。
女の子の人形だったが、なぜかケースの中で勝手にポーズを変える。すくっとした立ち姿だったのが、前屈みになったり。そのまま見ていたら、いきなり人形がケースの中から飛び出して、私のところに飛んできた。そして私の近くでぴょんぴょん跳ね回った。その時、私の周りに広がる光景は、なぜか喫茶店のような一室から劇場に変わっていて、跳ね回る人形は観客席に座る私にまとわりついていたのだが、なぜか怖いという感じはまったくしなかった。ただただ、跳ね回る人形に驚いていた。

あんな生々しい夢を見たのは、お稲荷さんのキツネが夢に出てきて以来だ。あの人形は何だったんだ?

夢を見たその日は、水戸芸術館に芝居を見に行く日だったんだが。イブセンの『人形の家』とはあまり関係なさそうだ。

跳ね回る人形の夢にどんな意味があるのか、ネットの夢判断でいろいろ調べてみたが、自分でこれだと納得できるものが見当たらない。ただ、人形の夢には不吉な意味合いが強いらしいんだが、夢を見た自分の印象だと強く感じたのは不吉なイメージよりも元気なイメージだ。

人形といえば、かつて参加した俳優トレーニングのレッスンで、こんな体験をしたことがある。その時の課題は「2人でペアを組んで、顔の表情を一切出さずに相手を見つめ合ったまま、近づきすぎず離れすぎずお互いに一定の距離を保ちながら歩くというものだった。自分のパートナーとなったのは若い女性だったが、無表情で私を見つめながら歩く姿がとても異質で、怖いくらい日常離れしていると感じた。人間というよりも、魂のない等身大の人形が歩いているような感じだった。もっとも私だって同じことをやっていたのだから、私の姿もそんなふうに見えていたことだろう。役者というのは演技に熟練すればするほど人形に近づいていくんじゃないのだろうか? 彼女を見てそんな風に思ったものだ。人形も役者も人に見られるための存在だし、演じるということは自分の身体に別の何かの魂を吹き込んで表現するようなものだとも思う。

こんなふうに考えてみると、人形というものは私にとって決して不吉なものではない。すると夢に出てきたあの人形は何だったのだろう? 役者としての自分の守護霊みたいなものか?

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Posted by 岩崎綾之 at 16:27│Comments(0)夢の話
 
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