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プロフィール
岩崎綾之
つくば市茎崎在住の社会人。普段の仕事は地元での工場勤務。請負社員やってます。副業としてノベルゲームの原稿書きのアルバイトもやっているけれど、小説形式のRPGというマイナーなジャンルなので知名度はイマイチ。仕事休みの日は映画を観に行ったりカラオケに行ったりすることが多かったけれど、2007年秋から地元の在日難民支援NPOの活動に関わるようになり、今ではそっちの会報の原稿を書いたりすることもあり。2008年10月よりどういうわけか劇団バリリー座に参加し、人手不足から役者を務める羽目に。それがこのブログを立ち上げたそもそものきっかけ。

2014年12月06日

不幸を絵に描いたようなお芝居 その1

んで、話の続きだ。

セブンイレブンで予約し損ねた芝居のチケット、当日券を買うことにして劇場へ足を運んだ。実は観劇日の12月4日が初日だった。
その劇場というのが東京・築地のブディストホール。なんとお寺さん付属の小劇場で、築地本願寺の敷地内にある。
最初、場所が分からなくて迷ったよ。本願寺のでっかいお堂の回りを一巡した挙句、出入口でお仕事してる警備員さんに聞いたら、親切に教えてくれたよ。本願寺のでっかい建物の2階にあった。さすがお寺さんで、看板とかノボリとか役者の顔写真とか一切なし。お寺の厳粛な雰囲気を派手派手な宣材で壊さないようにという配慮なのだろう、きっと。開場1時間前に劇場受付にいったら、まだ席に余裕があったんで、無事に当日券を手に入れることができた。よかったわ~☆

劇場入り口には品の良い喫茶店があったんで、そこでモナカとほうじ茶のセットを頼んで暇つぶし。そしたらお客さんが来るわ来るわ、みんなまじめに列作って並んでる。すごい人気だね。

そうそう、肝心の芝居のタイトルだけど、

「CHANGING~二つの行方」

という、東京のイケメン演劇ユニット 「NAKED BOYS」の公演だ。出演者は全員がイケメンの若手俳優で、当然ながら?お客さんも女性が圧倒多数。そん中にオレみたいなヤローどもがちらほら混じってる。

芝居の中身はというと、これが絵に描いたような不幸な若者のお話で、不治の病にかかってしまい、自暴自棄になって酒とクスリに溺れてしまい、最後はボロボロになって死んでいくという‥‥。

でも、不幸を絵に描いたようなシーン以外にも、笑えるシーンとか、しんみりと見せるシーンとか、ほつとする人の温かさを感じさせるシーンとか、巧みに組み合わせているんで、観た後の印象はそんなに暗くない。ラストだって、「あんな可哀想な死に方をしたタケシ君も、かけがえのない思い出を残してくれた」みたいな、桜が散るようなきれいな終わり方だったしね。そういや芝居の後のトークショー、出演者全員が主役を囲んで、「主役が可哀想になってくる」みたいなこと笑いながら言ってた。あれは笑えた。

まあ、でも、今回の観劇、芝居だけじゃなくて、会場の印象も手伝ってくれて、いい思い出になってるね。こんな場所にこんな品のいい劇場があって、こんなに気持ちよさそうな喫茶店があって、楽しい思い出ができてよかった~☆ 生写真も買っちゃった~☆ みたいな。そういえば、モナカ食べつつほうじ茶飲みながら観ていた喫茶店のテレビでは、満蒙開拓団の特集番組やってた。気になるんで後で調べとこ。

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Posted by 岩崎綾之 at 11:03│Comments(0)演劇
 
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