2008年12月03日
高田馬場で買った本『戦争を知っていてよかった』
11月30日、在日ビルマ難民のインタビューのため東京・高田馬場まで行ってきた。
その時の待ち時間の間、ヒマつぶしで駅の近くの本屋に立ち寄ったんだけど、店員さんが「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と、来るお客出ていくお客の1人1人に律儀に挨拶してたもんだから、何も買わずひやかしでいるのにも気がひけて、何か安い本買って帰ろうと思って探してみたら、たまたま目について買ってしまった本がコレだ。
『戦争を知っていてよかった』 曽野綾子著 新潮文庫
今からおよそ5年前、サンケイ新聞に連載していた記事を本にまとめたものらしい。まだ読んでる途中だけど、本の出だしはまだイラク戦争が始まりそうで始まっていない頃に書かれたもの。でも曽野氏は、やがて始まるであろうこの戦争がアメリカの失敗に終わるだろうということを見抜いている。慧眼です。
でも私にとって戦争の話くらい印象的だったのは、曽野氏の人生だったね。若い頃から極度の近視で、一時は失明しかけたこともあったが手術の成功で事なきを得たとか。曽野氏がクリスチャンだったってことは以前から知っていたけれど、クリスチャンになった契機ってのがパウロの奇跡、イエスの声を聞いたのと同時に視力を失い、改心して視力が元に戻ったというあのエピソードだ。自分の視力障害を抱えていたことから、同じ境遇のパウロに関心を持つようになったのが、そもそもの始まりだったとか。へぇ、そうだったの。
そういや私がこの前、イーアスつくばで観た映画が『ブラインドネス』。失明をもたらす伝染病で世界がパニックになる映画だったけど、あれを観てからそう日にちも経っていないうちに失明の話を読んだりするのは、偶然とも思えないような。
その時の待ち時間の間、ヒマつぶしで駅の近くの本屋に立ち寄ったんだけど、店員さんが「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」と、来るお客出ていくお客の1人1人に律儀に挨拶してたもんだから、何も買わずひやかしでいるのにも気がひけて、何か安い本買って帰ろうと思って探してみたら、たまたま目について買ってしまった本がコレだ。
『戦争を知っていてよかった』 曽野綾子著 新潮文庫
今からおよそ5年前、サンケイ新聞に連載していた記事を本にまとめたものらしい。まだ読んでる途中だけど、本の出だしはまだイラク戦争が始まりそうで始まっていない頃に書かれたもの。でも曽野氏は、やがて始まるであろうこの戦争がアメリカの失敗に終わるだろうということを見抜いている。慧眼です。
でも私にとって戦争の話くらい印象的だったのは、曽野氏の人生だったね。若い頃から極度の近視で、一時は失明しかけたこともあったが手術の成功で事なきを得たとか。曽野氏がクリスチャンだったってことは以前から知っていたけれど、クリスチャンになった契機ってのがパウロの奇跡、イエスの声を聞いたのと同時に視力を失い、改心して視力が元に戻ったというあのエピソードだ。自分の視力障害を抱えていたことから、同じ境遇のパウロに関心を持つようになったのが、そもそもの始まりだったとか。へぇ、そうだったの。
そういや私がこの前、イーアスつくばで観た映画が『ブラインドネス』。失明をもたらす伝染病で世界がパニックになる映画だったけど、あれを観てからそう日にちも経っていないうちに失明の話を読んだりするのは、偶然とも思えないような。