2009年07月06日
水戸はどこだ?
土日は水戸市民演劇学校の授業日。
普通は電車で水戸まで行くんだけど、7月4日は電車賃浮かそうと思って自転車に乗って、片道約40kmの距離をひたすら走る。
持ってた地図は17年前の地図だったけど、いや~家出てから延々と6号国道を突っ走ってったら、たいして道に迷いもせずに4時間半くらいで着いちゃったよ。
南側の米沢町から水戸に入って、水戸芸術館のあのクネクネタワーが見えた時には、マジ感動した。
千波大橋をチャリで渡る時に見た、千波湖の輝きがまぶしかったじぇ~。
いやそれよりも、米沢町の車道の隣に牧場があって、牛が放牧されてるのを見た時には驚いた。すげぇ~、これが水戸かよ!
演劇学校の授業も本格化。4日は夕方6時終了の予定が夜7時半まで延長で、5日の授業は午後3時からの予定だったのが午後1時からに繰り上げ。
はぁ~でも帰り道、疲れてたからチンタラ走ってあちこち寄り道してたら、6時間もかかっちまったじゃね~か! 家着いたの午前2時だぞ!
んで5日。流石に2日続けて水戸までサイクリングはしんどいから、とりあえず近場の神立駅までチャリかっ飛ばして、電車に乗ったのはいけれど、帰り道の電車賃浮かそうと思って、神立駅より1駅前の高浜駅で降車して神立駅目指してたら、方向間違えて石岡駅の方に行っちまったでねぇかぁ~!! 延々と1時間も歩いたのに、あ~どうしてくれる!?
普通は電車で水戸まで行くんだけど、7月4日は電車賃浮かそうと思って自転車に乗って、片道約40kmの距離をひたすら走る。
持ってた地図は17年前の地図だったけど、いや~家出てから延々と6号国道を突っ走ってったら、たいして道に迷いもせずに4時間半くらいで着いちゃったよ。
南側の米沢町から水戸に入って、水戸芸術館のあのクネクネタワーが見えた時には、マジ感動した。
千波大橋をチャリで渡る時に見た、千波湖の輝きがまぶしかったじぇ~。
いやそれよりも、米沢町の車道の隣に牧場があって、牛が放牧されてるのを見た時には驚いた。すげぇ~、これが水戸かよ!
演劇学校の授業も本格化。4日は夕方6時終了の予定が夜7時半まで延長で、5日の授業は午後3時からの予定だったのが午後1時からに繰り上げ。
はぁ~でも帰り道、疲れてたからチンタラ走ってあちこち寄り道してたら、6時間もかかっちまったじゃね~か! 家着いたの午前2時だぞ!
んで5日。流石に2日続けて水戸までサイクリングはしんどいから、とりあえず近場の神立駅までチャリかっ飛ばして、電車に乗ったのはいけれど、帰り道の電車賃浮かそうと思って、神立駅より1駅前の高浜駅で降車して神立駅目指してたら、方向間違えて石岡駅の方に行っちまったでねぇかぁ~!! 延々と1時間も歩いたのに、あ~どうしてくれる!?
2009年06月21日
水戸市民演劇学校これで10回目
毎週土日は水戸市民演劇学校の授業がある日。
早いもので、今日で10回目の授業だ。
7月中には演劇学校関係者の前で上演する劇が予定されていて、そのために渡された脚本は、ロシアの劇作家チェーホフの作である『結婚披露宴』。で、今日は誰がどの役をどんなふうに演じるのかを決めるオーディションの日だったのだが。
1回目のオーディションで生徒それぞれが役を選び、台本のセリフを読んで聞かせたその後で、講師の長谷川さん曰く。
「今のでそれぞれの人柄は分かったけれど、どんな劇をやりたいのかが分からない」
だから練習してからもう一回、オーディションをやることになった。
最初のうち、みんなはリハーサル室の床に座って、黙って脚本を読んでいたのだが、それを見て長谷川さんが言った。
「ダルマじゃないんだから、立って声を出して読みなさい。時間があるなら少しでもセリフをしゃべった方がいい」
とか。
それでみんなで延々と声を出し続けること15分。その後で2回目のオーディションをやったら、その結果を評して長谷川さんが言った。
「第1回目よりずっとよくなった。これに要した時間はたったの15分。第1回目の時も最初の15分、今のように集中して練習していれば、同じだけの結果が出せたはずだ」
そういう話から始まって、車座になったみんなの前で長谷川さんが語ってくれたのは、稽古場では緊張感を持つべきだということ。日常の感覚のままで練習に臨んでいては流される、それも日々の努力ではなく日々の惰性の方に。
それからこんな話もしてくれた。
「演劇をやるのが好きなのは、別の自分になれるからと言う人がいるけれど、別の自分になんかなれっこない。だけど、これまで知らなかった別の自分になら、なることができる。だけど新しい別の自分になるためには‥‥」
‥‥ええと、何だっけ? 話してくれた言葉を正確には思い出せないけど、常に緊張感をもって集中して日々の練習に取り組むことが必要だ、といった内容だった。そして表現すべきものは今の自分の中にはない。日々の繰り返しの中ではっと気づいたこと、これは何だろうという問いを突き詰めていって捉えたものを表現すべきなのであって、新しい自分というものはそこから生まれる。‥‥という、そんな話だ。努力を怠って惰性に流れると表現力は腐っていく‥‥とかいうことも語っていた。
う~ん、記憶を頼りに書いているんだが。どうもあやふやになってしまうな。もう明け方の5時過ぎか。今日は昨日のオーディションの続きだ。また水戸に行くぞ。
そうだ、たった今、演劇学校のフリーメール読んで思い出した。「自分のベストを尽くす!ベストをだすことで別の自分がみえる」、大事なのはこれだ。
早いもので、今日で10回目の授業だ。
7月中には演劇学校関係者の前で上演する劇が予定されていて、そのために渡された脚本は、ロシアの劇作家チェーホフの作である『結婚披露宴』。で、今日は誰がどの役をどんなふうに演じるのかを決めるオーディションの日だったのだが。
1回目のオーディションで生徒それぞれが役を選び、台本のセリフを読んで聞かせたその後で、講師の長谷川さん曰く。
「今のでそれぞれの人柄は分かったけれど、どんな劇をやりたいのかが分からない」
だから練習してからもう一回、オーディションをやることになった。
最初のうち、みんなはリハーサル室の床に座って、黙って脚本を読んでいたのだが、それを見て長谷川さんが言った。
「ダルマじゃないんだから、立って声を出して読みなさい。時間があるなら少しでもセリフをしゃべった方がいい」
とか。
それでみんなで延々と声を出し続けること15分。その後で2回目のオーディションをやったら、その結果を評して長谷川さんが言った。
「第1回目よりずっとよくなった。これに要した時間はたったの15分。第1回目の時も最初の15分、今のように集中して練習していれば、同じだけの結果が出せたはずだ」
そういう話から始まって、車座になったみんなの前で長谷川さんが語ってくれたのは、稽古場では緊張感を持つべきだということ。日常の感覚のままで練習に臨んでいては流される、それも日々の努力ではなく日々の惰性の方に。
それからこんな話もしてくれた。
「演劇をやるのが好きなのは、別の自分になれるからと言う人がいるけれど、別の自分になんかなれっこない。だけど、これまで知らなかった別の自分になら、なることができる。だけど新しい別の自分になるためには‥‥」
‥‥ええと、何だっけ? 話してくれた言葉を正確には思い出せないけど、常に緊張感をもって集中して日々の練習に取り組むことが必要だ、といった内容だった。そして表現すべきものは今の自分の中にはない。日々の繰り返しの中ではっと気づいたこと、これは何だろうという問いを突き詰めていって捉えたものを表現すべきなのであって、新しい自分というものはそこから生まれる。‥‥という、そんな話だ。努力を怠って惰性に流れると表現力は腐っていく‥‥とかいうことも語っていた。
う~ん、記憶を頼りに書いているんだが。どうもあやふやになってしまうな。もう明け方の5時過ぎか。今日は昨日のオーディションの続きだ。また水戸に行くぞ。
そうだ、たった今、演劇学校のフリーメール読んで思い出した。「自分のベストを尽くす!ベストをだすことで別の自分がみえる」、大事なのはこれだ。
2009年05月18日
水戸市民演劇学校第1回目授業
5月17日、水戸芸術館で受講料を支払って手続きを済ませ、水戸市民演劇学校の第1回目の授業に参加した。
教室は水戸芸術館の地下にあるリハーサル室。さすが103億5656万円の建設費かけた建物だけあって、教室にたどりつくまで迷路みたいな廊下をひたすら歩く、歩く、歩く。着いた先はちょっとしたスポーツが出来そうな広々とした教室で、集まった生徒が14、5名。うち男性が俺を含めて4名で、後は女性。しかも中高生、せいぜい大学生くらいにしか見えない若い人がやたらと多い。自己紹介の時の話によると、子劇出身ですって人が3、4人はいたかな? 受講生のうち8名くらいが、以前も水戸演劇学校やってましたというリピーターだ。
で、男性4人の内訳は、これが第5回目の演劇学校参加だっていう猛者のおじいさん、もうじき定年を迎えるので人間関係を広げようとやってきたおじさん、これが初参加だと言っていた地元の高校生、そして私。
授業の開始時間になって続々と姿を見せたのが、水戸ACM劇場に所属する俳優の皆さん。どこかで見た顔ばっかりだなと思ったら、そりゃそうだ。みんな今年初めに上演された『北京の幽霊』に出てた俳優さんばっかりじゃないか。私が水戸まで観にいった芝居だ。あの人は非業の死を遂げた中国拳法の使い手、こっちの人は不倫してた中国人のお兄さん、あっちの人は日本人で愛妻家の先生、あそこの人はツルハシか何かで校長室の床をぶち壊そうとした中国娘。あ、首なしの兵隊さんだった人もいるぞ。そしていよいよ真打ち登場、出たぁ~っ!! 北京の幽霊だぁ!! はい、講師を務める長谷川裕久さんです。
最初は各自の自己紹介で、演劇に関わるようになったきっかけを話すように言われたので、私も話してきましたよ。「たまたま立ち寄った公民館で地元の劇団のチラシを見て、ちょっと見学に行ったらば座長さんから役者が足りないという話を聞いて何たらかんたら。その後で『北京の幽霊』を観て舞台にほれ込んでしまい、なんたらかんたら」
書いていくと長くなるんで、後は適当にすっ飛ばし。
自己紹介の後はみんなで輪になって、講師の話を聞く。色々と面白い話が聞けたんで、後で時間ある時に書いておこう。
その後はゲーム。「ハロー」「モーニング」とか掛け声を決めて、右と左の相手に合図したり、遠くの人に合図を送ったりという。演劇の練習というよりも、初回ということでお互いの親睦を深めるためにやったようだけど、やってみると面白かった。こういうのって高校以来じゃないかな?
さて、肝心のこれからの授業の内容だけど。今後の授業の日取りの表を渡されただけで、どんな中味なのか全然分からない。ただし運動靴の上履きに加えて、足袋を用意という注意書きが書いてあるんで、もしかしたら時代劇をやるんじゃないかな? と、言っている人もいる。そのうち分かるだろう。
教室は水戸芸術館の地下にあるリハーサル室。さすが103億5656万円の建設費かけた建物だけあって、教室にたどりつくまで迷路みたいな廊下をひたすら歩く、歩く、歩く。着いた先はちょっとしたスポーツが出来そうな広々とした教室で、集まった生徒が14、5名。うち男性が俺を含めて4名で、後は女性。しかも中高生、せいぜい大学生くらいにしか見えない若い人がやたらと多い。自己紹介の時の話によると、子劇出身ですって人が3、4人はいたかな? 受講生のうち8名くらいが、以前も水戸演劇学校やってましたというリピーターだ。
で、男性4人の内訳は、これが第5回目の演劇学校参加だっていう猛者のおじいさん、もうじき定年を迎えるので人間関係を広げようとやってきたおじさん、これが初参加だと言っていた地元の高校生、そして私。
授業の開始時間になって続々と姿を見せたのが、水戸ACM劇場に所属する俳優の皆さん。どこかで見た顔ばっかりだなと思ったら、そりゃそうだ。みんな今年初めに上演された『北京の幽霊』に出てた俳優さんばっかりじゃないか。私が水戸まで観にいった芝居だ。あの人は非業の死を遂げた中国拳法の使い手、こっちの人は不倫してた中国人のお兄さん、あっちの人は日本人で愛妻家の先生、あそこの人はツルハシか何かで校長室の床をぶち壊そうとした中国娘。あ、首なしの兵隊さんだった人もいるぞ。そしていよいよ真打ち登場、出たぁ~っ!! 北京の幽霊だぁ!! はい、講師を務める長谷川裕久さんです。
最初は各自の自己紹介で、演劇に関わるようになったきっかけを話すように言われたので、私も話してきましたよ。「たまたま立ち寄った公民館で地元の劇団のチラシを見て、ちょっと見学に行ったらば座長さんから役者が足りないという話を聞いて何たらかんたら。その後で『北京の幽霊』を観て舞台にほれ込んでしまい、なんたらかんたら」
書いていくと長くなるんで、後は適当にすっ飛ばし。
自己紹介の後はみんなで輪になって、講師の話を聞く。色々と面白い話が聞けたんで、後で時間ある時に書いておこう。
その後はゲーム。「ハロー」「モーニング」とか掛け声を決めて、右と左の相手に合図したり、遠くの人に合図を送ったりという。演劇の練習というよりも、初回ということでお互いの親睦を深めるためにやったようだけど、やってみると面白かった。こういうのって高校以来じゃないかな?
さて、肝心のこれからの授業の内容だけど。今後の授業の日取りの表を渡されただけで、どんな中味なのか全然分からない。ただし運動靴の上履きに加えて、足袋を用意という注意書きが書いてあるんで、もしかしたら時代劇をやるんじゃないかな? と、言っている人もいる。そのうち分かるだろう。