2011年05月17日
筑波山の麓で田植え
はい、また恒例の田植えイベントがやって参りました。
障害児支援と有機農業のNPO、自然生クラブが筑波山の麓にある田んぼでやっている、田植えと田楽舞のイベントです。
私と自然生クラブさんとのお付き合いは、そうですね~。かれこれ1年半くらいになるでしょうか? 一昨年、クラブが秋の芸術祭を開いた時、筑波道の途中にある田井ミュージアムまで自転車で出かけ、作品展やお芝居を観てきたのが馴れ初めです。
で、去年の5月。自然生クラブが田植えイベントをやっているよ、という話を聞いた私は、じゃあ田植えに挑戦してみるかと思い立ち、地下足袋買ってクラブの田んぼへ出かけました。ところが現場へ着いたのはいいけれど、虫だらけの泥田に恐れをなして、結局田んぼへは入らずに畦でずっと見学することになってしまいました。だって有機農業は農薬使わないから田んぼに虫が出るんですよ~。水面をすいすい泳いでいるアメンボぐらいならまだ可愛げがあるけど、田んぼの水をよく見るとニョロニョロ泳いでいく細長いものが‥‥。げぇーっ!! これって蛭(ヒル)じゃん!? 一瞬、昔見た恐怖映画か何かのシーンが脳裏を過ぎります。ドロドロの沼地に体がどっぷり漬かってしまい、沼地から上がってみると体中に無数の蛭が‥‥うわあああああっ!! でも子供達はそんな田んぼでも面白がって、素足でじゃぶじゃぶ入っていきます。子供達にとっては泥んこ遊びみたいなもんなんでしょう。で、蛭に血を吸われたくなかった私は、ずっと畦に立ちすくしたまま田植えの終わるのを待ち、それでも出されたお昼ご飯だけはしっかり食べて帰ってきました。
それが去年のお話です。
そして今年、私は農業用のゴム長靴を買って、自然生クラブの田んぼに向かいました。

実は昨日、つくば市のさる公園で開かれたリレーフォーライフに参加して、疲れの溜まっていた私は寝坊して、田んぼへの到着が1時間ほど遅れてしまいましたが、クラブのスタッフの方も参加者の方も笑顔で迎えてくれました。今回も去年と同様、一反歩くらいのたんぼに60~70人くらいの人が集まって田植えです。私の後からも学生の一隊がマイクロバスでやって来て、いや賑やかですこと。
私はゴム長靴に履き替えると、中高年のおじさんとペアを組んで田んぼに入りました。
田んぼは文字通りの泥田で、長靴が泥の中に20cmくらいズボッとめり込みます。いったんめり込んだ足を引き揚げるのにかなり力がいります。一歩一歩歩いていくだけで重労働って感じで。田植え機とか機械使えば楽にできるんでしょうけど、クラブの田んぼは人海戦術の手植えです。やっと1列10mばかりを植え終わると、おじさんと私は休憩を取ることにして、後はのんびり田植え見物です。
やがてお昼の時間になりました。
実言うと、私は田植えよりもこっちの方が楽しみだったりして。
お昼のメニューは、おむすび、から揚げ、タンドリーチキン、サラダ、煮物、スイカにミカンにリンゴ、それにゆで卵。でも、おむすびは1人2個までで、から揚げは3つだけ。「物足りないな~」と思いながらあっという間に平らげて、田んぼの回りをぶらついていたら、配食係さんの大声が聞こえました。
「全員に食事が行き渡りましたので、これより御代わり解禁で~す!」
やったぁ! ‥‥あ、でもさっき使った紙のお皿と割り箸、ゴミ箱に捨てちゃったよ~。エコの神様、ごめんなさ~い。と思いつつ、私は新しいお皿と割り箸をもらって御代わりもらいました。多分、1人で2人分か3人分は食べたかもしれません。ごちそうさまでした。ご飯を食べた後は自然生流の田楽舞を見物しつつ、時々まだ残っている唐揚げやフルーツをつまみ食いしながら、のんびりした時間を過ごしました。
多分、来年もまた参加します。
障害児支援と有機農業のNPO、自然生クラブが筑波山の麓にある田んぼでやっている、田植えと田楽舞のイベントです。
私と自然生クラブさんとのお付き合いは、そうですね~。かれこれ1年半くらいになるでしょうか? 一昨年、クラブが秋の芸術祭を開いた時、筑波道の途中にある田井ミュージアムまで自転車で出かけ、作品展やお芝居を観てきたのが馴れ初めです。
で、去年の5月。自然生クラブが田植えイベントをやっているよ、という話を聞いた私は、じゃあ田植えに挑戦してみるかと思い立ち、地下足袋買ってクラブの田んぼへ出かけました。ところが現場へ着いたのはいいけれど、虫だらけの泥田に恐れをなして、結局田んぼへは入らずに畦でずっと見学することになってしまいました。だって有機農業は農薬使わないから田んぼに虫が出るんですよ~。水面をすいすい泳いでいるアメンボぐらいならまだ可愛げがあるけど、田んぼの水をよく見るとニョロニョロ泳いでいく細長いものが‥‥。げぇーっ!! これって蛭(ヒル)じゃん!? 一瞬、昔見た恐怖映画か何かのシーンが脳裏を過ぎります。ドロドロの沼地に体がどっぷり漬かってしまい、沼地から上がってみると体中に無数の蛭が‥‥うわあああああっ!! でも子供達はそんな田んぼでも面白がって、素足でじゃぶじゃぶ入っていきます。子供達にとっては泥んこ遊びみたいなもんなんでしょう。で、蛭に血を吸われたくなかった私は、ずっと畦に立ちすくしたまま田植えの終わるのを待ち、それでも出されたお昼ご飯だけはしっかり食べて帰ってきました。
それが去年のお話です。
そして今年、私は農業用のゴム長靴を買って、自然生クラブの田んぼに向かいました。
実は昨日、つくば市のさる公園で開かれたリレーフォーライフに参加して、疲れの溜まっていた私は寝坊して、田んぼへの到着が1時間ほど遅れてしまいましたが、クラブのスタッフの方も参加者の方も笑顔で迎えてくれました。今回も去年と同様、一反歩くらいのたんぼに60~70人くらいの人が集まって田植えです。私の後からも学生の一隊がマイクロバスでやって来て、いや賑やかですこと。
私はゴム長靴に履き替えると、中高年のおじさんとペアを組んで田んぼに入りました。
田んぼは文字通りの泥田で、長靴が泥の中に20cmくらいズボッとめり込みます。いったんめり込んだ足を引き揚げるのにかなり力がいります。一歩一歩歩いていくだけで重労働って感じで。田植え機とか機械使えば楽にできるんでしょうけど、クラブの田んぼは人海戦術の手植えです。やっと1列10mばかりを植え終わると、おじさんと私は休憩を取ることにして、後はのんびり田植え見物です。
やがてお昼の時間になりました。
実言うと、私は田植えよりもこっちの方が楽しみだったりして。
お昼のメニューは、おむすび、から揚げ、タンドリーチキン、サラダ、煮物、スイカにミカンにリンゴ、それにゆで卵。でも、おむすびは1人2個までで、から揚げは3つだけ。「物足りないな~」と思いながらあっという間に平らげて、田んぼの回りをぶらついていたら、配食係さんの大声が聞こえました。
「全員に食事が行き渡りましたので、これより御代わり解禁で~す!」
やったぁ! ‥‥あ、でもさっき使った紙のお皿と割り箸、ゴミ箱に捨てちゃったよ~。エコの神様、ごめんなさ~い。と思いつつ、私は新しいお皿と割り箸をもらって御代わりもらいました。多分、1人で2人分か3人分は食べたかもしれません。ごちそうさまでした。ご飯を食べた後は自然生流の田楽舞を見物しつつ、時々まだ残っている唐揚げやフルーツをつまみ食いしながら、のんびりした時間を過ごしました。
多分、来年もまた参加します。
Posted by 岩崎綾之 at 06:59│Comments(0)
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