2010年10月15日
10月10~11日の日記~相変わらず水戸に泊まりです
この日も水戸で稽古があって、次の日も稽古日。
この前の稽古の時は水戸駅近くのマックに泊まったけど、今、家計がヤバい。ちょっとでも金を節約しようと思い、水戸の電波塔の近くに手頃なサークル型のベンチを見つけたんで、試しにそこで寝てみることにした。
だけど今どきのベンチはホームレスの寝転がり防止のためか、座席にでっぱりが多くて座ることは出来ても寝転がりにくい構造になってる。これって挑戦かよ、受けてやろうじゃん。と気張って寝転がってみたら、でっぱりが背中に当たってやっぱり痛い。試しに下にレインコートとか敷いて寝てみたら、少しは寝やすくなったけど、背中に刺激が加わるもんだからなかなか眠れない。ベンチの横を車がびゅんびゅん通り過ぎていく。ここで運転ミスった車がベンチに突っ込んできたら、あの世行きかもな~なんて思っていたら、周りが湿っぽくなって霧が出てきた。上を見ると、夜空に霧の塊がふわ~っと流れている。 辺りの景色もだんだん霧に包まれて、マジであの世に行ったような気分になってくる。
寝づらいベンチなので大通りにあるベンチに移動。座席が平べったくて寝っ転がれるベンチへ移動。さあこれで眠れるかなと思っていたら、だんだん寒くなってくるし、すぐ横の通りを暴走族のバイクがでけぇ音出して通り過ぎるしで、眠れない。
こんな所で何やってんだオレ? 素直にマックで寝ようっと。
そういうわけで結局、今回も駅近くのマックに泊まった。
やべぇぞ、マジで所持金が限界だぞ。次もマックに泊まったら、次の稽古は飲まず食わずでやることになりそうだぞ。
どうすっかな~~~~~~~~~?
考えた末に気がついた。
そうだ、水戸には千波湖があるじゃないか。あそこは公園になってるし、夏場過ぎた今なら蚊も出なさそうだし。
マックを出てから自転車で千波湖の畔を物色してみると、あちこちに手頃なベンチが置いてある。張り出されている注意書きを読んでみると、公園は一部施設を除き24時間利用可能とか書いてある。
あ、そう。んじゃ今度の稽古日はここで寝よっと。
寒くなってきたけど、寝袋に包まれば眠れそうだし。
注意書きには車・バイクの乗り入れ禁止とか、焚き火禁止とか書いてあるけど、寝泊り禁止とか寝袋の持込禁止とかは書いてないし。24時間開放してるなら夜中に立ち入っても文句は言われなさそうだし。
しっかし、ここが東京のど真ん中あたりだったら不況のご時世、公園を24時間開放なんかしていたらホームレスのダンボールハウスとかビニールテントとかがずら~っと並んじゃうぞ。上野公園がそうだったし、この前立ち寄った隅田川の畔の公園にもホームレスの住処が並んでたし。そこへ行くと千波湖の公園、24時間開放しているわりにはホームレスの小屋とかテントとかが全然見当たらないっぽいね~。水戸はまだまだ地域社会の秩序が保たれているってことかな?
そういうわけで次回は千波湖の畔で寝袋に包まって野宿にけてーい。「何処に泊まってるの?」と聞かれたら、「ホテル千波湖です」って答えることにするかい?
あ、でも当日雨降ったらどうすっかな~? ‥‥ま、い~か。その時はその時だ。
この前の稽古の時は水戸駅近くのマックに泊まったけど、今、家計がヤバい。ちょっとでも金を節約しようと思い、水戸の電波塔の近くに手頃なサークル型のベンチを見つけたんで、試しにそこで寝てみることにした。
だけど今どきのベンチはホームレスの寝転がり防止のためか、座席にでっぱりが多くて座ることは出来ても寝転がりにくい構造になってる。これって挑戦かよ、受けてやろうじゃん。と気張って寝転がってみたら、でっぱりが背中に当たってやっぱり痛い。試しに下にレインコートとか敷いて寝てみたら、少しは寝やすくなったけど、背中に刺激が加わるもんだからなかなか眠れない。ベンチの横を車がびゅんびゅん通り過ぎていく。ここで運転ミスった車がベンチに突っ込んできたら、あの世行きかもな~なんて思っていたら、周りが湿っぽくなって霧が出てきた。上を見ると、夜空に霧の塊がふわ~っと流れている。 辺りの景色もだんだん霧に包まれて、マジであの世に行ったような気分になってくる。
寝づらいベンチなので大通りにあるベンチに移動。座席が平べったくて寝っ転がれるベンチへ移動。さあこれで眠れるかなと思っていたら、だんだん寒くなってくるし、すぐ横の通りを暴走族のバイクがでけぇ音出して通り過ぎるしで、眠れない。
こんな所で何やってんだオレ? 素直にマックで寝ようっと。
そういうわけで結局、今回も駅近くのマックに泊まった。
やべぇぞ、マジで所持金が限界だぞ。次もマックに泊まったら、次の稽古は飲まず食わずでやることになりそうだぞ。
どうすっかな~~~~~~~~~?
考えた末に気がついた。
そうだ、水戸には千波湖があるじゃないか。あそこは公園になってるし、夏場過ぎた今なら蚊も出なさそうだし。
マックを出てから自転車で千波湖の畔を物色してみると、あちこちに手頃なベンチが置いてある。張り出されている注意書きを読んでみると、公園は一部施設を除き24時間利用可能とか書いてある。
あ、そう。んじゃ今度の稽古日はここで寝よっと。
寒くなってきたけど、寝袋に包まれば眠れそうだし。
注意書きには車・バイクの乗り入れ禁止とか、焚き火禁止とか書いてあるけど、寝泊り禁止とか寝袋の持込禁止とかは書いてないし。24時間開放してるなら夜中に立ち入っても文句は言われなさそうだし。
しっかし、ここが東京のど真ん中あたりだったら不況のご時世、公園を24時間開放なんかしていたらホームレスのダンボールハウスとかビニールテントとかがずら~っと並んじゃうぞ。上野公園がそうだったし、この前立ち寄った隅田川の畔の公園にもホームレスの住処が並んでたし。そこへ行くと千波湖の公園、24時間開放しているわりにはホームレスの小屋とかテントとかが全然見当たらないっぽいね~。水戸はまだまだ地域社会の秩序が保たれているってことかな?
そういうわけで次回は千波湖の畔で寝袋に包まって野宿にけてーい。「何処に泊まってるの?」と聞かれたら、「ホテル千波湖です」って答えることにするかい?
あ、でも当日雨降ったらどうすっかな~? ‥‥ま、い~か。その時はその時だ。
2010年10月15日
10月9日の日記~キミトジャグジー公演「リライト」観劇
お仕事でトラブル発生。派遣社員でやってる本業でじゃなくて、ちまちまお小遣い稼いでる副業のほうだけど、状況ヤバいので法的に動くことにけてーい! これからお医者さんの診断書もらったり内容証明郵便書いたりと手間が増えそーだ。
ストレスのせいか、なんか記憶があちこちぶっ飛び始めたっぽいけど、リハビリのつもりで日記つけておこうっと。
10月9日
今日はキミトジャグジーの公演日、『リライト』って劇を上演するんだけど、まともに交通費払ったらそもチケット代も給料日までの食費も確実にぶっ飛ぶんで、水戸まで自転車で行くことに決めていたら、今日は本降りの雨かよ‥‥。もとから気分低調だしもうこのまま寝てよーかというくらいげんなりしたけど、
「たたが雨じゃねぇか!」
と思い直して、自転車で走り始めたらひでぇ目に遭った。水戸まで5時間半かけて走ったらレインコートに雨が染み込んでずぶ濡れと変わんねぇ。仕方ねぇから濡れた服のまんまで芝居観たよ。
んで、肝心の芝居の話だ。キミトジャグジー第12回公演「リライト」。
ヒロインはオタッキーな科学者が大切にしていたアンドロイドの女の子で~す。
あ、どっかで見たよな聞いたような設定。これって去年の水戸演劇フェスティバルでも上演された『ココロ』とかぶってないかい? ほら『ココロ』だよ『ココロ』。いかにもオタク受け狙ってますってか、オタクの心を虜にしますってか、オタクのお客さんぜひぜひ観に来てくださいなって感じでPRしてたあのお芝居だよ。実わオレ、『ココロ』をムチャクチャ観たかったんだよ~!! ポスターやフライヤーに描かれてた、リボンつけたミニスカの女の子に、くらぁ~~~~~っ、ときちまってさ~。
んだけど、チケット買いに行った時には全部売り切れてやんの。
「ぢぐじょーっ!! 買い占めたのはどこのオタク野郎だよっ!!」(自分はどうなんだ?)
「ざけんじゃねぇーっ!! オレをココロちゃんに会わせろーっ!!」
あの時はマジ、心で叫んじまったよ。あれはちょうど、オレが去年の水戸演劇学校に通っていた時のことだ。で、舞台のココロちゃんと会えなかったオレは、「ココロちゃんに会いたいよ~!」と心の中で叫びながら、相変わらずリハーサル室でゴリラみたいなのと顔突き合わせて‥‥あ、いいえ、何でもないです。真面目にお稽古してましたです。
で、『ココロ』と同じくアンドロイドの女の子をウリにしちゃってるみたいな『リライト』だけど、フライヤーに描かれてんのはケムール人がスカートはいたような人間モドキみたいなよく分かんないキャラ。なんなんじゃこりゃ~? こういうのとはあまりお近づきになりたくないな~とか思いつつも、オレは会場へ足を運んだわけだ。
で、物語の導入部、アンドロイドの女の子が登場したシーンで思っちまった。
「なんかこのストーリー、『ココロ』にケンカ売ってないか?」
ネタがネタなんだよ、「ショートケーキが好き」辺りはいいとしても、アンドロイドの魔改造で特殊機能付けちゃうとかおいおい客席の最前列じゃ小学生が観てるんだぞ親子連れで2人も来てるんだぞ等身大フィギュアなんて言葉使うなようわスカートに露骨に手を手を伸ばしてめくったりすんなよ~小学生が真似したらどうすんだよオタクになってフィギュア集めちゃったりしちゃったらどうすんだよ~。ってかこんなにどっさりシモネタ持ち込んじゃってやっぱりココロにケンカ売ってんのかな~これ? そのうち「ココロシステムがどうのこうの」なんてセリフまで飛び出してきて、
「や~っぱりこのストーリー、『ココロ』にケンカ売ってないか?」
と、思ってたら。
‥‥あ、アンドロイドの女の子に心が吹き込まれた。
その瞬間、世界がぶっ飛んだ。
全てが真っ白になった。
一生消えない思い出をありがとう。ありがとう。ありがとう。
ぶはははははははははははははははっ!! 大爆笑だよ大爆笑。こりゃ、ココロにケンカ売ってるなんてもんじゃねぇ、ココロをぶん殴ってケリ入れてヤキ入れちゃってスマキにして川に放り込んじゃうような、超ぶっ飛びすぎな展開、うわ何とかしてくれぇ笑いが止まらねぇ、あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!。
今でもあの場面を思い出すと、心が真っ白にホワイトアウトします。
ここはどこ? わたしはだれ?
あ~何がなんだかよく分かんなくなってきてしまいました、カキコしてる本人も何書いてるんだかよく分かりません。脳ミソ暴走してるっぽいです、最近ストレスたまりまくりなもんでなおさらっぽいですね~。お脳をメルトダウン‥‥じゃねぇ、クールダウンします。
あ、でも。これ読んでキミトジャグジーにちょっとでも関心を持ってくれた人のために書いておきますが。
前半のおバカっぷりとはうって変わって、後半の展開はシリアスなタッチで魅せてくれます。
特にラストシーンへと至る最後の数分間の印象は強烈です。
アンドロイドの女の子の最後のセリフ、じ~んときました。
これからも時々、あの最後のシーンを思い出して、切ない気持ちになるんじゃないかと思います。
正直言って、どうしたらこんな凄いストーリーが作れるんだと思いました。
もしかするとこれからも、再演することがあるかもしれませんので、「観てもいいかな?」と興味を持たれた方は是非、観に行ってみてください。オススメです。
オレ的には、「ココロは観られなかったけどリライト観られたからよかったよかった~☆」みたいな。いや本気でそう思ってます。でもやっぱり『ココロ』も観たいかな~。
ストレスのせいか、なんか記憶があちこちぶっ飛び始めたっぽいけど、リハビリのつもりで日記つけておこうっと。
10月9日
今日はキミトジャグジーの公演日、『リライト』って劇を上演するんだけど、まともに交通費払ったらそもチケット代も給料日までの食費も確実にぶっ飛ぶんで、水戸まで自転車で行くことに決めていたら、今日は本降りの雨かよ‥‥。もとから気分低調だしもうこのまま寝てよーかというくらいげんなりしたけど、
「たたが雨じゃねぇか!」
と思い直して、自転車で走り始めたらひでぇ目に遭った。水戸まで5時間半かけて走ったらレインコートに雨が染み込んでずぶ濡れと変わんねぇ。仕方ねぇから濡れた服のまんまで芝居観たよ。
んで、肝心の芝居の話だ。キミトジャグジー第12回公演「リライト」。
ヒロインはオタッキーな科学者が大切にしていたアンドロイドの女の子で~す。
あ、どっかで見たよな聞いたような設定。これって去年の水戸演劇フェスティバルでも上演された『ココロ』とかぶってないかい? ほら『ココロ』だよ『ココロ』。いかにもオタク受け狙ってますってか、オタクの心を虜にしますってか、オタクのお客さんぜひぜひ観に来てくださいなって感じでPRしてたあのお芝居だよ。実わオレ、『ココロ』をムチャクチャ観たかったんだよ~!! ポスターやフライヤーに描かれてた、リボンつけたミニスカの女の子に、くらぁ~~~~~っ、ときちまってさ~。
んだけど、チケット買いに行った時には全部売り切れてやんの。
「ぢぐじょーっ!! 買い占めたのはどこのオタク野郎だよっ!!」(自分はどうなんだ?)
「ざけんじゃねぇーっ!! オレをココロちゃんに会わせろーっ!!」
あの時はマジ、心で叫んじまったよ。あれはちょうど、オレが去年の水戸演劇学校に通っていた時のことだ。で、舞台のココロちゃんと会えなかったオレは、「ココロちゃんに会いたいよ~!」と心の中で叫びながら、相変わらずリハーサル室でゴリラみたいなのと顔突き合わせて‥‥あ、いいえ、何でもないです。真面目にお稽古してましたです。
で、『ココロ』と同じくアンドロイドの女の子をウリにしちゃってるみたいな『リライト』だけど、フライヤーに描かれてんのはケムール人がスカートはいたような人間モドキみたいなよく分かんないキャラ。なんなんじゃこりゃ~? こういうのとはあまりお近づきになりたくないな~とか思いつつも、オレは会場へ足を運んだわけだ。
で、物語の導入部、アンドロイドの女の子が登場したシーンで思っちまった。
「なんかこのストーリー、『ココロ』にケンカ売ってないか?」
ネタがネタなんだよ、「ショートケーキが好き」辺りはいいとしても、アンドロイドの魔改造で特殊機能付けちゃうとかおいおい客席の最前列じゃ小学生が観てるんだぞ親子連れで2人も来てるんだぞ等身大フィギュアなんて言葉使うなようわスカートに露骨に手を手を伸ばしてめくったりすんなよ~小学生が真似したらどうすんだよオタクになってフィギュア集めちゃったりしちゃったらどうすんだよ~。ってかこんなにどっさりシモネタ持ち込んじゃってやっぱりココロにケンカ売ってんのかな~これ? そのうち「ココロシステムがどうのこうの」なんてセリフまで飛び出してきて、
「や~っぱりこのストーリー、『ココロ』にケンカ売ってないか?」
と、思ってたら。
‥‥あ、アンドロイドの女の子に心が吹き込まれた。
その瞬間、世界がぶっ飛んだ。
全てが真っ白になった。
一生消えない思い出をありがとう。ありがとう。ありがとう。
ぶはははははははははははははははっ!! 大爆笑だよ大爆笑。こりゃ、ココロにケンカ売ってるなんてもんじゃねぇ、ココロをぶん殴ってケリ入れてヤキ入れちゃってスマキにして川に放り込んじゃうような、超ぶっ飛びすぎな展開、うわ何とかしてくれぇ笑いが止まらねぇ、あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!。
今でもあの場面を思い出すと、心が真っ白にホワイトアウトします。
ここはどこ? わたしはだれ?
あ~何がなんだかよく分かんなくなってきてしまいました、カキコしてる本人も何書いてるんだかよく分かりません。脳ミソ暴走してるっぽいです、最近ストレスたまりまくりなもんでなおさらっぽいですね~。お脳をメルトダウン‥‥じゃねぇ、クールダウンします。
あ、でも。これ読んでキミトジャグジーにちょっとでも関心を持ってくれた人のために書いておきますが。
前半のおバカっぷりとはうって変わって、後半の展開はシリアスなタッチで魅せてくれます。
特にラストシーンへと至る最後の数分間の印象は強烈です。
アンドロイドの女の子の最後のセリフ、じ~んときました。
これからも時々、あの最後のシーンを思い出して、切ない気持ちになるんじゃないかと思います。
正直言って、どうしたらこんな凄いストーリーが作れるんだと思いました。
もしかするとこれからも、再演することがあるかもしれませんので、「観てもいいかな?」と興味を持たれた方は是非、観に行ってみてください。オススメです。
オレ的には、「ココロは観られなかったけどリライト観られたからよかったよかった~☆」みたいな。いや本気でそう思ってます。でもやっぱり『ココロ』も観たいかな~。