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プロフィール
岩崎綾之
つくば市茎崎在住の社会人。普段の仕事は地元での工場勤務。請負社員やってます。副業としてノベルゲームの原稿書きのアルバイトもやっているけれど、小説形式のRPGというマイナーなジャンルなので知名度はイマイチ。仕事休みの日は映画を観に行ったりカラオケに行ったりすることが多かったけれど、2007年秋から地元の在日難民支援NPOの活動に関わるようになり、今ではそっちの会報の原稿を書いたりすることもあり。2008年10月よりどういうわけか劇団バリリー座に参加し、人手不足から役者を務める羽目に。それがこのブログを立ち上げたそもそものきっかけ。

2011年03月28日

一昨日の出来事

 現在、うちのパソコンからネットにアクセスできず、メールも送れない。
 それでパソコンで作成した文章をいったんマイクロSDカードに移し、携帯電話にセットして携帯からメール送信することにしたのだが。
 なんてこった、マイクロSDカードとパソコンをつなぐアダプターがどっかへいってしまって見つからないぞ。
 仕方なく新しいアダプターを買いに、近所の家電量販店へ出かけた。
 あの大震災の日、3月11日を境にして店内の様子もすっかり変わってしまった。
 明るかった売り場は節電のため薄暗く、店内に音楽も流れていない。
 テレビは1台を残して全て電気を切られている。
 ただ一つスイッチ・オンになっているテレビには、バレエの女性ダンサーの映像が映っていた。ロンドンで開かれている世界選手権の映像らしい。
 踊る姿は優雅だけれど、表情にはひどく悲壮感が浮き出ているように見える。
 続くインタビューの場面で、彼女はこう言った。
「日本は必ず復興します」
 その真摯な表情に思わず見とれてしまったが、その後でこう突っ込みを入れたくなった。

 俺としては『復興します』じゃなくて、『復興させます』って言って欲しいな。
 でもその前に、次にやって来る危機を乗り越えなくちゃね。
 まさか、危機はもう終わったと考えているんじゃないだろうね?
 そう考えているとしたら、あまりにも楽観的すぎるぞ。
「最悪だ!」と叫びたくなるような事態は、これからも次々とやって来るはずなんだ。

 あの大震災から2週間がたった今、近所のガソリンスタンドはあの日の前と同じように、特別なことなど何もなかったかのように営業している。2週間前、スタンドの前に出来ていた長い車の列が嘘のようだ。
 スーパーでも全体の品数は少なくなったものの、すっかり空っぽになってしまったカップ麺売り場の棚にも、商品が戻ってきた。
 レジで会計を済ませて、ふと買い物カゴ置き場の台の上を見ると、東日本巨大地震被災者救援の募金箱が置いてあった。
 透明なアクリルの募金箱の中には千円札が。数えてみると1、2、3、4枚。
 透明な箱の中の千円札がとてもまぶしく見える。
 この国もまだまだ捨てたものじゃない。

 でも日本の深刻な危機はまだまだ進行中だ。

 ↓この先のガチでお堅い話はこちらのブログで。
http://onceinamillennium.tsukuba.ch/e120200.html

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Posted by 岩崎綾之 at 06:41│Comments(0)東日本巨大地震
 
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