2009年03月24日
先週は水戸に行ってきました
3月21日、なぜか俺が主役やってるバリリー座の旗揚げ公演も無事に終わったことだし。そろそろ先週の日記でもつけとくかい。
で、実は先週の18日、俺は水戸まで行ってきた。
なんでわざわざ水戸かって? 実は、新春に上演された『北京の幽霊』を観にいった水戸芸術館から水戸市民演劇学校の生徒募集の案内が送られたきて、そっちの応募用紙をもらいに行かねばならなかったし。他にも日本画の安田靫彦展を観に行きたかったり、幕末に落命した水戸烈士が祭られている護国神社にお参りに行きたかったり、ついでにこの日は劇団キミトジャグジーの稽古日だと知ってそっちも見学したかったり。とまあ色々あったところへ、たまたまお仕事の方がお休みになったんで、これはラッキーとばかりJRで水戸へ。
水戸駅に着いてから最初に足を運んだのが護国神社。水戸といえば右翼の拠点(え?)だし、その水戸の護国神社っていったら右翼の聖地になってんじゃねーの? なんか恐いな~? ‥‥とか思いつつ、水戸駅から千波湖の沿岸に沿って歩くこと約1時間。は~遠いよ~なんで千波公園はこんなに広いんだよ~。行けども行けども梅の木がずらりずらり。途中、道で白鳥が寝そべってお昼寝してるし、白鳥の糞までやたら落ちてるし。
そのうちでっかい鳥居が見えてきて。え!? ここが護国神社!? 入り口の階段とこでは狛犬が2匹、にらみ効かせてるけど、右翼の街宣車も止まってなければ制服着た右翼もぜんぜん見当たらねー。そりゃそうか、今日は8月15日や天皇誕生日じゃあるまいし、平日の昼間だもん。境内入ってみたらガラガラだね~。お参りに来たおじさんやおばさんがのんびり歩いてるし。
参拝を終えた帰り道、神社の境内にコノハナサクヤヒメをお祭りした小さな神社があるのに気づいて、こっちにもお参りした。なぜか恋の御神籤というのが置いてあって、その説明書きに「お参りすると恋する人に出会えます」とかなんたらかんたら。‥‥ここって護国神社だろ? なんか「俺が国を守る!」なムードとは程遠いなぁ、右翼もさっぱり出て来ないし。
その後、近くにある茨城県近代美術館に向かったのだけれど、途中で水戸黄門様の銅像が立っているのに気がついた。それも身長3mの巨大黄門様。う~ん、テレビで観たのとイマイチお顔が違うような。でも水戸って言ったら黄門様と慶喜様、こればっかりだ。道路の脇にも銅像が立っていたり、やたらと色んな場所で目につくぞ。
美術館で開かれていた安田靫彦展の話もちょっと書いておく。日本の歴史物語に入れ込んで、それを題材に数々の絵を描いた御仁だけあって、展示された作品には源義経公とか織田信長公とか徳川家康公とか剣豪・宮本武蔵とか卑弥呼女王とか歴史上の人物がぞ~ろぞろ。その中には坂上田村麻呂将軍とか 守屋大連とか、歌人・額田王とか戦前は結構に有名だったんだろうけど、今では日頃まるでお目にかからなさそうなお方もいらしたり。日本だけじゃなくて中国の歴史を題材にした絵も色々で、羅浮仙という梅の妖精を描いた絵もあったな。観ているうちにメモを取りたくなったんで、俺がメモ帳とボールペン取り出してせこせこメモってると、近くにいた警備員さんがじろじろ俺のこと見てるじゃないの。え? 俺、なんかマズいことやってるか? 不審者みたいに見られてるみたいだぞ? ‥‥とか思っていたら、警備員さんが声かけてきた。
「あの、ここではボールペンの使用が禁止されていますので」
あ、そういうことだったのね。親切な警備員さん、わざわざ鉛筆まで貸してくれてありがとう。
↓ついでに安田靫彦展へのリンクも貼り付けておくぞ。
http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/exhibition/kikaku/index.html
で、実は先週の18日、俺は水戸まで行ってきた。
なんでわざわざ水戸かって? 実は、新春に上演された『北京の幽霊』を観にいった水戸芸術館から水戸市民演劇学校の生徒募集の案内が送られたきて、そっちの応募用紙をもらいに行かねばならなかったし。他にも日本画の安田靫彦展を観に行きたかったり、幕末に落命した水戸烈士が祭られている護国神社にお参りに行きたかったり、ついでにこの日は劇団キミトジャグジーの稽古日だと知ってそっちも見学したかったり。とまあ色々あったところへ、たまたまお仕事の方がお休みになったんで、これはラッキーとばかりJRで水戸へ。
水戸駅に着いてから最初に足を運んだのが護国神社。水戸といえば右翼の拠点(え?)だし、その水戸の護国神社っていったら右翼の聖地になってんじゃねーの? なんか恐いな~? ‥‥とか思いつつ、水戸駅から千波湖の沿岸に沿って歩くこと約1時間。は~遠いよ~なんで千波公園はこんなに広いんだよ~。行けども行けども梅の木がずらりずらり。途中、道で白鳥が寝そべってお昼寝してるし、白鳥の糞までやたら落ちてるし。
そのうちでっかい鳥居が見えてきて。え!? ここが護国神社!? 入り口の階段とこでは狛犬が2匹、にらみ効かせてるけど、右翼の街宣車も止まってなければ制服着た右翼もぜんぜん見当たらねー。そりゃそうか、今日は8月15日や天皇誕生日じゃあるまいし、平日の昼間だもん。境内入ってみたらガラガラだね~。お参りに来たおじさんやおばさんがのんびり歩いてるし。
参拝を終えた帰り道、神社の境内にコノハナサクヤヒメをお祭りした小さな神社があるのに気づいて、こっちにもお参りした。なぜか恋の御神籤というのが置いてあって、その説明書きに「お参りすると恋する人に出会えます」とかなんたらかんたら。‥‥ここって護国神社だろ? なんか「俺が国を守る!」なムードとは程遠いなぁ、右翼もさっぱり出て来ないし。
その後、近くにある茨城県近代美術館に向かったのだけれど、途中で水戸黄門様の銅像が立っているのに気がついた。それも身長3mの巨大黄門様。う~ん、テレビで観たのとイマイチお顔が違うような。でも水戸って言ったら黄門様と慶喜様、こればっかりだ。道路の脇にも銅像が立っていたり、やたらと色んな場所で目につくぞ。
美術館で開かれていた安田靫彦展の話もちょっと書いておく。日本の歴史物語に入れ込んで、それを題材に数々の絵を描いた御仁だけあって、展示された作品には源義経公とか織田信長公とか徳川家康公とか剣豪・宮本武蔵とか卑弥呼女王とか歴史上の人物がぞ~ろぞろ。その中には坂上田村麻呂将軍とか 守屋大連とか、歌人・額田王とか戦前は結構に有名だったんだろうけど、今では日頃まるでお目にかからなさそうなお方もいらしたり。日本だけじゃなくて中国の歴史を題材にした絵も色々で、羅浮仙という梅の妖精を描いた絵もあったな。観ているうちにメモを取りたくなったんで、俺がメモ帳とボールペン取り出してせこせこメモってると、近くにいた警備員さんがじろじろ俺のこと見てるじゃないの。え? 俺、なんかマズいことやってるか? 不審者みたいに見られてるみたいだぞ? ‥‥とか思っていたら、警備員さんが声かけてきた。
「あの、ここではボールペンの使用が禁止されていますので」
あ、そういうことだったのね。親切な警備員さん、わざわざ鉛筆まで貸してくれてありがとう。
↓ついでに安田靫彦展へのリンクも貼り付けておくぞ。
http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/exhibition/kikaku/index.html
Posted by 岩崎綾之 at 03:17│Comments(0)
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