2009年11月14日
東京でデモやってきました
上の写真は11月1日、東京・日比谷の野外大音楽堂で開かれた11月集会の写真だ。
正式名称は『全国労働者総決起集会』という。
国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)はじめ、5つの組合の呼びかけで開催されている。
俺は今年も例のごとく、この集会とその後のデモ行進に参加してきた。
思えば11月集会に始めて顔出したのが一昨年。人権関係でコネのできた某・活動家のおばちゃんに誘われて参加したのがなれ初めで、以来今年で3回目。「今さら労働運動なんて」というご時世にあって、この集会は昔の過激さを引きずっていて、JRその他の企業を名指しで糾弾したり、デモ行進じゃ毎回のように逮捕者が出たり。そんなデモにどうして俺が参加してるのかっていうと‥‥よう分からん。成り行きというか、参加して当事者になるスリルが病みつきになったとでもいうか。
しかし一昨年、去年と比べると、今年のデモは比較的に平穏‥‥でもなかったな。デモ参加者は主催者発表で5850人。一昨年、去年と比べてじりじりと増えている。しかし、なぜか今年のデモは警察の警備がゆるかった。というか、ゆるい雰囲気が漂っていた。これまでは大人数を投入して、緊張した面持ちの制服警官や機動隊がデモのサイドをがっちり固めていたのに、今年は隊列が妙にスカスカだった。警官の表情にも緊張感があまり感じられず、「列を詰めてください!」とか、「そこ、間隔を開けないで!」とか、事あるごとに注意を飛ばしたり文句を言ったりする割には、同僚としゃべりながらだらけた姿勢で歩いていたり。この前、参加した三里塚のデモと比べても、えらい違いだな。何なんだこの緊張感のなさは?
その代わりウヨクの妨害は派手だった。街宣車が5、6台も出てきて、車の上からウヨクがスピーカーで怒鳴ってる。
「中核派は北朝鮮に帰れぇー!!」
とか何たらかんたら。その街宣車を1台につき10人ぐらいの警官が取り囲んでいて、彼らはデモよりもむしろウヨクを警戒しているように見えた。
一昨年、去年と比べてこの違いはどこから来るんだろ? やっぱり政権交代のせいか?
Posted by 岩崎綾之 at 21:30│Comments(0)
│労働運動とか