2009年10月25日
《転載10/17》観劇・キミトジャグジー公演『シャングリラ』

上演会場は小美玉市にある四季文化館みの~れ。俺の住処と水戸のちょうど中間あたりにある場所で、水戸まで自転車で行けば片道5時間はかかるけど、その半分だから2時間半で行けるかな? と、思って自転車かっ飛ばして行ったら、2時間40分もかかったよ。

俺が観たのは午後1時からの回で、お客さんの入りは‥‥まあ、そこそこに。でもリピーター多そうだな。入場の案内係やってたお姉さん達の中には、水戸演学で一緒だった子も混じってた。

んで、劇の評価。俺は水戸演学で揉まれに揉まれたせいで、厳しい見方になってしまうな。あ~、キミジャグのメンバーも後で謝ってたけど、出だしの方の暗転シーンでBGMを間違えるという、「こんなの水戸芸術館の舞台じゃ絶対やらねぇぞ!」というミスが発生。他にも、もうちょっと造りこんだ方がいいんじゃないの? もっと見せ方を工夫した方がいいんじゃないの? という点が色々あった。もしも演学の講師やってた長谷川さんが指導したら、いったいどれだダメ出し出るかな~? なんてこと考えながら芝居を観たけれど、基本的なストーリーは悪くはない。鬼気迫る情念を秘めた物語で、俺好み。でも、こういう重い内容を扱うんだったら、中途半端は許されないし、よほど気合い入れて舞台を造りこんでいかないと、観る側にとっては「何だこりゃ?」っていうことになってしまう。
ただしこの『シャングリラ』については、今回の公演だけで終わらせるにはもったいないと思うし、ぜひともリバイバル公演にチャレンジして欲しい。キミトジャグジーの第7回公演『リトルウェッジの魔女』も、リバイバルで最初の上演よりも良くなったという評価を聞いているしね。
個人的に、「こいつはダメ出しだな」と思う点については、後でメンバーにメールで送っておこう。
Posted by 岩崎綾之 at 16:31│Comments(0)
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