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プロフィール
岩崎綾之
つくば市茎崎在住の社会人。普段の仕事は地元での工場勤務。請負社員やってます。副業としてノベルゲームの原稿書きのアルバイトもやっているけれど、小説形式のRPGというマイナーなジャンルなので知名度はイマイチ。仕事休みの日は映画を観に行ったりカラオケに行ったりすることが多かったけれど、2007年秋から地元の在日難民支援NPOの活動に関わるようになり、今ではそっちの会報の原稿を書いたりすることもあり。2008年10月よりどういうわけか劇団バリリー座に参加し、人手不足から役者を務める羽目に。それがこのブログを立ち上げたそもそものきっかけ。

2009年10月25日

《転載9/25》職業訓練日記0:初めての職業訓練校

茨城県立土浦産業技術専門学院、この学校は荒川沖駅からバスで10分ほどの、つくば東大通りに面した場所にある。

私の住むアパートからは自転車で45分ほどの距離だが、24日、その学校に行ってきた。先週、この学校で開かれる【介護サービス&パソコン科】の生徒募集に応募し、願書をハローワーク土浦に提出。そして昨日24日は適正検査が行われる日だったのだ。

定員は30名だが、試験会場に張り出された座席番号の名簿を見たら、80名の名前が並んでいた。つまり約2.7倍の応募があったということだ。しかしどういうわけか数名の欠席者がいたから、実質は2.5倍ほどだろうが、それにしても高い倍率だ。

試験会場を見渡してみると、女性の姿がとても目立つ。後で名簿をチェックして数えてみたら80名のうち48名が女性の名前だった。この日は【医療事務科】のテストもあって、200名入る教室は黒板に向かって左半分が【介護~科】の80名、右半分が【医療事務科】の73名が着座していたのだが、【医療事務科】はさらに女性が多い。

それにしても、こんな学校の建物に足を踏み入れるなんて何年ぶり、いや何十年ぶりだ? 私の席は最後列から7番目。教室の後ろ寄りの場所だから、受験生の背中ばかりが見えるのだが、みんなとても若々しい雰囲気を放っているようで。‥‥果たして2.7倍の高倍率を勝ち残れるのか? と、早くも心配になった。

席につくと、目の前に調査票が置いてある。離職の理由とか、授業を欠席する予定があるかとか、健康状態がどうかとか尋ねている。こんなんでふるい落としにかけるつもりか? という疑念が浮かんだんで、健康状態には多少怪しいところもあったけど、とりあえず『問題なし』とチェックを入れておいた。だって、日常生活や仕事に支障きたすような健康障害なんか抱えてないし。

テストの開始は午前10時からの予定だったが、事前に説明の時間があったので、テスト自体は10時10分頃からスタートした。

「指示があるまでは問題に手を触れないでください」

と、最初に注意がある。

テストの冊子の表紙には『厚生労働省編職業適性試験』とご大層なタイトルがついているけれど、内容は昔、小学校でやった知能テストみたいな感じだ。

・次の図の中から同じ図形を探しなさい
・次の展開図で示される図形を組み立てたらどんな形になりますか?
・次の計算の答を出してください
・次の文章の空欄に入る言葉を選んでください

などなど。設問は全部で11種類だが、このうち実際に解くいて回答するのは9種類だけだった。試験の時間は1時間。ただし本質問と本回答の前には必ず練習の質問と回答が設けてあり、試験官による説明の時間も入れると、本試験に要する時間は30分くらいのものだろう。問題数は1種類につき20~40。これを3分かそこらの間に回答しなければならないわけだ。1つ1つの問題、最初は簡単だけれど、順番を追っていくうちにややこしい問題になっていく。ゆっくり考えているとすぐに時間切れになるから、思考力に加えてスピードがモノをいう。最初の方の設問で私はまごついて時間をロスしたから、次からは反射的に考えとにかく鉛筆を握る手を素早く手を動かして、素早く回答欄を埋めるようにした。

回答率は図形関係が60%、計算関係が70%、文章関係が80%、といったところかな? じっくり考えれば解ける問題ばっかりなんだけどね。

さて、1時間経ってテストが終わり、受験生がぞろぞろと席を発っていく。その顔をよく観ると‥‥。

な~んだ、おじさんおばさんばかりじゃないかぁ~!
若くて30代、40~50代の人が一番多そうで、見るからに年くってるおじさんもいる。

試験の最初、まるで溌剌として体力有り余ってる若い人たちと競ってるような雰囲気になって、こりゃヤバイかも!? とか思ってたけど、元気度じゃ私の方が上っぽいような。こりゃ案外、楽勝だったのか?

まあいい、結果を待とう。合格発表の発送は25日。来週の月曜までには分かるだろう。

しかし納得いかないのは、受験者の1人1人に対する面接がなかったことだ。扶養家族がいるかとか、経済的に困窮してるとか、そういった受験者の個人的事情には考慮なしか? 結局、あの知能テストもどきでふるい分けして、約80名から30人を選抜するってわけ? 今の世の中、こんなことばかりでげんなりするぞ。

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Posted by 岩崎綾之 at 15:52│Comments(0)職業訓練
 
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