2009年11月15日
百景社の『赤ずきん』観てきました
前から気になっていて、いつか観よう観ようと思いながらなかなか観にいけなかった、地元つくば市の劇団・百景社。その劇を11月3日、初めて観ることができた。演目は『赤ずきん』、上演場所は筑波山の麓、神郡の田井ミュージアム。自宅から自転車に乗っていくと、結構遠いけれど、それでも2時間ちょっとで着いた。ここは以前にも、ちょっとしたイベントがあって訪れたことがあるし。
道の途中で目にした筑波山がすごく壮大に見えて感動した。思わずデジカメで写真撮影。ちょっと風があって、次々と飛んでくるちぎれ雲が山肌に影を落としていくシーン、普段はなかなか見られない。
さて『赤ずきん』の内容だが、パンフレットに『原作:ペロー童話/グリム童話』と書いてあるから、これはもしや赤ずきんが狼に食われるペロー・バージョンを忠実に舞台化したのかと期待して行ったら、いやぁ見事に期待に応えてくれましたよ百景社。シナリオも原作を色々と脚色していて、のっけからベッドで寝ているはずのお婆さんが、椅子に座って居眠りしていたり。で、赤ずきんがどうなるかというと‥‥ネタバレになるから詳しくは書かないけど、いちおうはハッピーエンドだ。とにかくシュールでブラックで笑える赤ずきん。『狼の足』さんの演技に拍手。上演時間はたったの45分かそこらだったけど、役者の演技とか計算され尽くされていて、ここまで見せてくれて1000円のチケット代はとってもお徳。百景社、病み付きになりそうだ~。
Posted by 岩崎綾之 at 13:01│Comments(0)
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