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プロフィール
岩崎綾之
つくば市茎崎在住の社会人。普段の仕事は地元での工場勤務。請負社員やってます。副業としてノベルゲームの原稿書きのアルバイトもやっているけれど、小説形式のRPGというマイナーなジャンルなので知名度はイマイチ。仕事休みの日は映画を観に行ったりカラオケに行ったりすることが多かったけれど、2007年秋から地元の在日難民支援NPOの活動に関わるようになり、今ではそっちの会報の原稿を書いたりすることもあり。2008年10月よりどういうわけか劇団バリリー座に参加し、人手不足から役者を務める羽目に。それがこのブログを立ち上げたそもそものきっかけ。

2009年10月25日

《転載9/9》芝居をタダ見してるのは誰ですか?

《転載9/9》芝居をタダ見してるのは誰ですか?楽日に楽屋で撮ってもらった写真だけど、左足の足元の方に写っちゃってるね~。光る球体っぽいのが。

これ、何かに反射した光が、デジカメのレンズで屈折か何かしたんでしょ?

違うよ、これオーブだよ。よく心霊写真で写っちゃうやつ。

え、マジ? ま、そんな珍しい話じゃないけど。

話変わって、演劇学校の皆さんから聞いた話です。

水戸芸術館には出るらしいんだ。女の子の霊っぽいのが2人ばかり。

何でも座敷童子みたいなものらしく、その子達が姿を現すとお客が大入りになって芝居が成功するんだとか。

それにしても、舞台の袖や舞台の真後ろの暗がりには独特な雰囲気がある。わざと照明が当たらないようにしている部分で、役者は自分の出番がない時にはそこで待機。私も稽古や本番ではかなり長い時間をその暗がりで過ごしたけれど、私がじっと立っている目の前で、舞台での役を終えた役者さんが暗がりからすうっと現れ、再び暗がりへすうっと消えていく。あの場所にいると、まるで自分がこの世ならぬ世界へ踏み込んでしまったかのような気分になる。

待機の時に私のお気に入りだった場所は、ちょうど舞台の真後ろの細長い通路。そこの照明は電球1個がぽつんと点いてるだけで、私がそこでじっと立っていたら、通りかかったACMの役者さんに怖がられてしまった。

「幽霊かと思っちゃいましたよ~」

だってさ。

後日、その話を他の役者さんにして、ついでに芸館に出る幽霊のことを話に出したら、マジ怖がってた。

「そういう話をすると、寄ってきちゃいますから」

舞台で悪さをしないように拝み始めたんで、ついでに私も手を合わせて頭下げてしまった。

でも舞台裏、物陰に小さな子供が隠れていてもおかしくない雰囲気があるんだよな。天井の足場からは、見るからに人間じゃないモノがじっとこっちを見ていても、おかしくないなって感じがするし。

あ、よく考えてみたら、芸館に住み込んじゃってるみたいなそういう皆さんは、劇をタダ見できちゃうわけだ。稽古からゲネプロから本番まで全部ひっくるめて。いいな~、うらやましいな~。

そういえば10月4日と5日、日本の伝奇作家、泉鏡花の小説を題材にした演劇『天守物語』を芸館で上演するんだよな~。おさかべ姫様に亀姫様、それに日本の妖怪達が舞台にぞ~ろぞろご登場するようで。演目が演目だけに、あっちの方々もたくさ~んタダ見に集まって来そうだぞ~。

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Posted by 岩崎綾之 at 13:02│Comments(0)水戸市民演劇学校
 
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