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プロフィール
岩崎綾之
つくば市茎崎在住の社会人。普段の仕事は地元での工場勤務。請負社員やってます。副業としてノベルゲームの原稿書きのアルバイトもやっているけれど、小説形式のRPGというマイナーなジャンルなので知名度はイマイチ。仕事休みの日は映画を観に行ったりカラオケに行ったりすることが多かったけれど、2007年秋から地元の在日難民支援NPOの活動に関わるようになり、今ではそっちの会報の原稿を書いたりすることもあり。2008年10月よりどういうわけか劇団バリリー座に参加し、人手不足から役者を務める羽目に。それがこのブログを立ち上げたそもそものきっかけ。

2010年05月30日

とうに人生終わったこの俺だがせめて死ぬ前にもうひと芝居

あ~、タイトルはアレだ、パクリだ。
去年の水戸演劇学校の卒業発表劇、『マキコマレーノ』で余命1ヶ月の宣告されちゃった爺さんのキメ台詞をパクらせてもらった。

水戸の演劇学校、今年も受講することに決めて、6月5日が入校日。仕事が決まって入学金が用意できてよかったね~。2ヶ月間の短期アルバイトの仕事だけど。あ‥‥でも仕事は6月末までで、次の仕事にありつけなかったら‥‥げげーっ!! マジで余命1ヶ月だぁ!!びっくり だって、だってさぁ‥‥。前に働いてた工場の同僚にハローワークで出会って聞いた話だと、同じラインで働いてて雇い止めされちゃった人で、ストレスか何かで死んじゃったのがいるし。工場やめさせられてタクシー強盗だかコンビニ強盗だかやって捕まっちゃったのもいるし。ニュースでやってた派遣村じゃ、俺と同年代生まれのヤツで雇い止めされて路上に放り出されたのが来ていたし。俺、失業保険使い切っちゃったし、次の仕事は失業保険ついてねぇし‥‥。びっくりびっくりびっくり

それはともかく。演劇学校の入校日には応募動機をA4の紙1枚にまとめて提出することになった。

応募動機ねぇ‥‥。

「まあ、成り行きかな?」

だめだよ、一言で終わらせちゃ。A41枚埋まらねーよ。

「舞台の上で暴れないと、駅で暴れそうな自分が怖いんです」

こんなこと書いたら校長から「バカヤロウ」と怒られそうだ。

あ、でも演劇学校の校長さん、松本小四郎氏が演出したコメディ『パパ、I LOVE YOU!』(2010年新春公演)には笑った笑った。舞台の上で車椅子爺さんが大暴れ、ヤンキー少年が注射器振り回して大暴れ、女装ネタとかセクハラネタとか不倫ネタとかてんこ盛り、もう舞台の上じゃ何でもあり、何でも許されるっつーか。

で、話は変わるけど。去年の水戸演学へは常磐線で通ってたから、あの荒川沖駅で乗車下車することもあったんだよな。2008年3月19日、JR荒川沖駅通り魔事件が起きた現場だ。ある夜、演劇学校からの帰り、俺はふと事件のことを思い出した。

「そういえばこの場所って、刺された人が倒れていた場所じゃ‥‥」

なんてことを考えているうちに暗い想像が止まらなくなり、ついに殺傷事件起こした犯人のことまで考えた。

あの日の犯人は‥‥、
どこを通り過ぎ‥‥、
どこで立ち止まり‥‥、
どこでナイフを取り出した‥‥?
そして‥‥。

考えているうちに犯人の心理に引き込まれていく。
これはヤバイと思ったので考えるのを止めた。
俺は駅で暴れたくねぇ~。舞台の上の架空の世界でなく、現実の駅でこれをやったらまずいだろ?
あの犯人も、殺人は想像の中だけにしときゃよかったのだ。



いけね~こんなことばっかり書いてないで、そろそろマジメに学校へ提出する応募動機の文章書かなくっちゃ。締め切り1週間後だし。

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Posted by 岩崎綾之 at 06:54│Comments(2)水戸市民演劇学校
この記事へのコメント
とうに人生終わってるとか、死ぬ前に…なんて言っている人に限って長生きするもんです荒川沖駅の事件は、茨城県南の者には忘れられない事件でしたね。水戸の市民演劇講座、頑張って下さいねくれぐれも自転車で行って遭難しないで下さいバリリー座、龍ヶ崎公演、観ました住宅街でやるのも御近所お誘い合わせのうえ、みたいな感じで良かったですねおおいに舞台で暴れて下さいご活躍、期待しております
Posted by 吹雪 at 2010年05月30日 17:16
あはは、『マキコマレーノ』の芝居に出てきた爺さんがまさにそれ。この役やったのが実年齢70代だか80代だかのホンモノの爺さんだったんだけど、リアル爺さんにそんなセリフ言わせるか、普通? この辺りじゃ「老人をバカにするな」とかクレームきそうだけど、水戸じゃそんなことあんまり気にしないようで。やっぱり水戸の芝居は一味違う。
Posted by 岩崎綾之/メイアちゃん岩崎綾之/メイアちゃん at 2010年06月04日 13:23
 
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