2009年10月25日
《転載9/11》911
Remember Septemver eleven!!
2001年9月11日に起きたあの事件から今日で8年目。
正確には日本時間で12日未明だから、もうすぐ8年目の時が巡ってくるわけだ。合衆国では恒例となった追悼式典、オバマ大統領の出席で執り行われるはずだから、日本でも注目されるニュースになるだろう。
8年前に起きたあの事件は何だったんだ?
あの日、ワールドトレードセンターに2機の旅客機が突っ込み、炎上爆発。時を置かずして巨大なビルは跡形もなく崩壊。
あのニュースを目の当たりにして、ビルに突っ込む旅客機の映像を何度も見せ付けられた時には戦慄を覚えた。これはとんでもないことになるぞ。
実際、事件は俺の人生にも悪影響を及ぼした。あの同時多発テロのお陰で合衆国の景気は失速。当時、俺の勤めていたキャノン化成の工場も、合衆国への輸出がガタ減りになり、俺は人員削減で解雇される羽目になった。
あの事件を機に世界は変わった。それも悪い方向に。そしてあれから8年後、世界はいっそう悪くなり続けている。
俺に関して言えば、あの事件から8年目にして、またも解雇される羽目になった。以前の解雇の時には約半年後、元の工場に復帰することが出来た。しかし今回の解雇では、元の仕事に戻るのはまず不可能だ。世界は恐慌の最中、輸出を頼りにしてきた日本の製造業はガタガタで、しかもこの秋には恐慌の第2波が襲来すると言われている。
覚悟を決めておいたほうがいい。これから訪れるのはとんでもない時代だぞ。
2001年9月11日に起きたあの事件から今日で8年目。
正確には日本時間で12日未明だから、もうすぐ8年目の時が巡ってくるわけだ。合衆国では恒例となった追悼式典、オバマ大統領の出席で執り行われるはずだから、日本でも注目されるニュースになるだろう。
8年前に起きたあの事件は何だったんだ?
あの日、ワールドトレードセンターに2機の旅客機が突っ込み、炎上爆発。時を置かずして巨大なビルは跡形もなく崩壊。
あのニュースを目の当たりにして、ビルに突っ込む旅客機の映像を何度も見せ付けられた時には戦慄を覚えた。これはとんでもないことになるぞ。
実際、事件は俺の人生にも悪影響を及ぼした。あの同時多発テロのお陰で合衆国の景気は失速。当時、俺の勤めていたキャノン化成の工場も、合衆国への輸出がガタ減りになり、俺は人員削減で解雇される羽目になった。
あの事件を機に世界は変わった。それも悪い方向に。そしてあれから8年後、世界はいっそう悪くなり続けている。
俺に関して言えば、あの事件から8年目にして、またも解雇される羽目になった。以前の解雇の時には約半年後、元の工場に復帰することが出来た。しかし今回の解雇では、元の仕事に戻るのはまず不可能だ。世界は恐慌の最中、輸出を頼りにしてきた日本の製造業はガタガタで、しかもこの秋には恐慌の第2波が襲来すると言われている。
覚悟を決めておいたほうがいい。これから訪れるのはとんでもない時代だぞ。
2009年10月25日
《転載9/9》のりたんの歌をみんなで歌お~♪
No return no return
優しき 笑顔で
私にささやく
もう一度 もう一度
その手を 握って
この髪に さわって
人は皆 夢見る ロマンティカ
偶然 永遠
それがいまでは
二度とは戻らぬ あの日よ 思い出よ
悲しみの 黄昏
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
私も役者の1人として舞台に立ったマキコマレーノ。あのシーンで私が一番美しいシーンだと感じたのは、ジュゼッペとマキコという恋人同士が、この歌を口ずさみながら別れていくシーンだ。悲しい別れのシーン。その悲しさ故に、美しさは映えるものなのか。
実はこのシーン、舞台に立つ2人が最初に歌ってみたら、全然メロディーが合わずまるでハモってなくて、それ聴いた講師の長谷川さんが、背後で体ひきつらせながらバット振り回して歩いてたという。これじゃ、まるでギャグだよ。今、思い出しても笑えてくる。でもその後、2人は気合い入れて練習したお陰で歌も上達して、これなら本番でも十分に行けるんじゃないかなと思っていたら、本番当日になって長谷川さんから突然に言われた。
「重大発表があります。No return の歌を全員で歌うことになりました」
「ええ~っ!?!?」
まさに、ええ~っ!? だ。このシーンにこの歌、私のお気に入りだっただけに、これを舞台で歌えないのは残念だな~と思っていたから、この言葉を聞いた時には、うわっラッキー!! って思った。
本音言うと、この芝居で私が一番嬉しかったのは、この No return のコーラスに参加できたことだったりする。自分が演じた日本人観光客が出てくるシーンよりも、 No return のコーラスが流れる中で、ジュゼッペとマキコが別れていくシーンの方に思い入れがあるくらいだ。舞台の袖という客席から見えない場所で私は歌っていたわけだけど、コーラスの1人としてあの美しいシーンを作り上げていたんだなと思うと嬉しくなる。
あの夕日、昼と夜の交差する特別な時間。
二度と戻らないあの日。でもあの日は永遠のものとなる。
二度と戻らないあの日は、永遠の中に刻み込まれる。
ついでに書いておくと、この歌を何度も聴いてると、まるで「の~りた~ん♪ の~りた~ん♪」と歌ってるように聞こえてくる。主役の彼からは「のりたんの歌なんて言うと、そうとしか聞こえなくなるからやめてくれ」とか意見が出たけど、私はお構いなしに打ち上げパーティーで「さあ、みんなでのりたんの歌を歌お~!」とか言って騒いでた。
‥‥ふと思い出したのだけれど、ビルマ軍事政権の兵士に銃撃されて命を落とした長井健司さんの葬儀に参列した時、流れていたのはビリー・ジョエルの歌だった。この No return という歌も、人生の最後を締めくくるのにいい歌かもしれない。私が葬式やる時にリクエストしてみよか?
優しき 笑顔で
私にささやく
もう一度 もう一度
その手を 握って
この髪に さわって
人は皆 夢見る ロマンティカ
偶然 永遠
それがいまでは
二度とは戻らぬ あの日よ 思い出よ
悲しみの 黄昏
♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪
私も役者の1人として舞台に立ったマキコマレーノ。あのシーンで私が一番美しいシーンだと感じたのは、ジュゼッペとマキコという恋人同士が、この歌を口ずさみながら別れていくシーンだ。悲しい別れのシーン。その悲しさ故に、美しさは映えるものなのか。
実はこのシーン、舞台に立つ2人が最初に歌ってみたら、全然メロディーが合わずまるでハモってなくて、それ聴いた講師の長谷川さんが、背後で体ひきつらせながらバット振り回して歩いてたという。これじゃ、まるでギャグだよ。今、思い出しても笑えてくる。でもその後、2人は気合い入れて練習したお陰で歌も上達して、これなら本番でも十分に行けるんじゃないかなと思っていたら、本番当日になって長谷川さんから突然に言われた。
「重大発表があります。No return の歌を全員で歌うことになりました」
「ええ~っ!?!?」
まさに、ええ~っ!? だ。このシーンにこの歌、私のお気に入りだっただけに、これを舞台で歌えないのは残念だな~と思っていたから、この言葉を聞いた時には、うわっラッキー!! って思った。
本音言うと、この芝居で私が一番嬉しかったのは、この No return のコーラスに参加できたことだったりする。自分が演じた日本人観光客が出てくるシーンよりも、 No return のコーラスが流れる中で、ジュゼッペとマキコが別れていくシーンの方に思い入れがあるくらいだ。舞台の袖という客席から見えない場所で私は歌っていたわけだけど、コーラスの1人としてあの美しいシーンを作り上げていたんだなと思うと嬉しくなる。
あの夕日、昼と夜の交差する特別な時間。
二度と戻らないあの日。でもあの日は永遠のものとなる。
二度と戻らないあの日は、永遠の中に刻み込まれる。
ついでに書いておくと、この歌を何度も聴いてると、まるで「の~りた~ん♪ の~りた~ん♪」と歌ってるように聞こえてくる。主役の彼からは「のりたんの歌なんて言うと、そうとしか聞こえなくなるからやめてくれ」とか意見が出たけど、私はお構いなしに打ち上げパーティーで「さあ、みんなでのりたんの歌を歌お~!」とか言って騒いでた。
‥‥ふと思い出したのだけれど、ビルマ軍事政権の兵士に銃撃されて命を落とした長井健司さんの葬儀に参列した時、流れていたのはビリー・ジョエルの歌だった。この No return という歌も、人生の最後を締めくくるのにいい歌かもしれない。私が葬式やる時にリクエストしてみよか?
2009年10月25日
《転載9/9》舞台の神様
お世話になった長谷川講師から、『舞台の神様』という言葉を聞いたことがある。何でも芝居が成功するか失敗するかを司る存在のようで、今日の芝居が上手くいったから明日も上手くいくだろうと気を抜いていると、舞台の神様から痛いしっぺ返しをくらうそうだ。いつもならすらすら口を出てくるはずのセリフに詰まってしまったりとか、思わぬトラブルに見舞われるらしい。
水戸から帰ってきて、何気なく立ち寄った本屋で買った村上龍の文庫本『ハバナ★モード』に、これとよく似た話が書いてあった。小説を書く時、これは書きやすいとかこれは簡単だとか思った途端、小説の神に一喝されて悪戦苦闘するという話だ。同じような存在はサッカーにもいて、手抜きをするサッカー選手はサッカーの神から見放されるという。
小説の神について、村上龍はこんな捉え方をしている。
『もちろんわたしが本当にサッカーの神や小説の神が実在すると思ってるわけではない。バリバリの無心論者ではないが、神に依存するのは好きではない。自分が関わる仕事にどれだけのリスペクトを持ち、どれだけのエネルギーを注ぐか、ということを客観的に判断する架空の恐ろしい存在として神という名称を使うだけだ。』
しかし約半年間、演劇学校に付き合って最後には3日間の公演まで果たしてしまった私からすると、「舞台の神様は存在する」。
いや、存在するとはいっても、これは人間の脳が「あたかも存在している」かのように知覚するだけの話かもしれない。あたかも本来は架空の存在である演劇を、実際に起きた出来事のように知覚するがごとく。一種のヴァーチャル・リアリティだ。
だけど振り返ってみると試練の連続だった演劇学校、水戸芸術館に通いはじめたらいきなり勤め先を雇い止めされ、電車賃が足りなくなってつくばと水戸の中間地点の石岡・羽鳥まで自転車で通っていたら自転車がぶっ壊れ、ついに水戸駅のマックの中やマックの外で一夜を明かす羽目になったり。しかも与えられた役、さまよえる日本人観光客という、まるで性格が分からないキャラだしセリフも少ないし、どう演じればいいんだ? 普通だったらやめてるぞと思いながらもがむしゃらに進み続け、そうして迎えた楽日には何だか風邪引いたっぽくて体がふらふら。しかし声だけは無事に出せて、しかもそれまでよりずっと声が出るようになっていた。お客も予想以上に入って舞台は成功のうちに幕を閉じた。後から考えてみると、やっぱり舞台の神様とでも言うべき存在がいて、こっちが本気を出したから向こうからも助けの手を差し伸べて引っ張ってくれたみたいな。そういう気がするんだよな。
それにしても。つくばに帰ってきて体温計で体温測ったら36度7分。こりゃ楽日の6日は37度越してたんじゃないかな? 今、熱は平熱に落ち着いてるけど、なぜかしつこく咳が続いてる。どういうわけ?
水戸から帰ってきて、何気なく立ち寄った本屋で買った村上龍の文庫本『ハバナ★モード』に、これとよく似た話が書いてあった。小説を書く時、これは書きやすいとかこれは簡単だとか思った途端、小説の神に一喝されて悪戦苦闘するという話だ。同じような存在はサッカーにもいて、手抜きをするサッカー選手はサッカーの神から見放されるという。
小説の神について、村上龍はこんな捉え方をしている。
『もちろんわたしが本当にサッカーの神や小説の神が実在すると思ってるわけではない。バリバリの無心論者ではないが、神に依存するのは好きではない。自分が関わる仕事にどれだけのリスペクトを持ち、どれだけのエネルギーを注ぐか、ということを客観的に判断する架空の恐ろしい存在として神という名称を使うだけだ。』
しかし約半年間、演劇学校に付き合って最後には3日間の公演まで果たしてしまった私からすると、「舞台の神様は存在する」。
いや、存在するとはいっても、これは人間の脳が「あたかも存在している」かのように知覚するだけの話かもしれない。あたかも本来は架空の存在である演劇を、実際に起きた出来事のように知覚するがごとく。一種のヴァーチャル・リアリティだ。
だけど振り返ってみると試練の連続だった演劇学校、水戸芸術館に通いはじめたらいきなり勤め先を雇い止めされ、電車賃が足りなくなってつくばと水戸の中間地点の石岡・羽鳥まで自転車で通っていたら自転車がぶっ壊れ、ついに水戸駅のマックの中やマックの外で一夜を明かす羽目になったり。しかも与えられた役、さまよえる日本人観光客という、まるで性格が分からないキャラだしセリフも少ないし、どう演じればいいんだ? 普通だったらやめてるぞと思いながらもがむしゃらに進み続け、そうして迎えた楽日には何だか風邪引いたっぽくて体がふらふら。しかし声だけは無事に出せて、しかもそれまでよりずっと声が出るようになっていた。お客も予想以上に入って舞台は成功のうちに幕を閉じた。後から考えてみると、やっぱり舞台の神様とでも言うべき存在がいて、こっちが本気を出したから向こうからも助けの手を差し伸べて引っ張ってくれたみたいな。そういう気がするんだよな。
それにしても。つくばに帰ってきて体温計で体温測ったら36度7分。こりゃ楽日の6日は37度越してたんじゃないかな? 今、熱は平熱に落ち着いてるけど、なぜかしつこく咳が続いてる。どういうわけ?
2009年10月25日
《転載9/9》芝居をタダ見してるのは誰ですか?

これ、何かに反射した光が、デジカメのレンズで屈折か何かしたんでしょ?
違うよ、これオーブだよ。よく心霊写真で写っちゃうやつ。
え、マジ? ま、そんな珍しい話じゃないけど。
話変わって、演劇学校の皆さんから聞いた話です。
水戸芸術館には出るらしいんだ。女の子の霊っぽいのが2人ばかり。
何でも座敷童子みたいなものらしく、その子達が姿を現すとお客が大入りになって芝居が成功するんだとか。
それにしても、舞台の袖や舞台の真後ろの暗がりには独特な雰囲気がある。わざと照明が当たらないようにしている部分で、役者は自分の出番がない時にはそこで待機。私も稽古や本番ではかなり長い時間をその暗がりで過ごしたけれど、私がじっと立っている目の前で、舞台での役を終えた役者さんが暗がりからすうっと現れ、再び暗がりへすうっと消えていく。あの場所にいると、まるで自分がこの世ならぬ世界へ踏み込んでしまったかのような気分になる。
待機の時に私のお気に入りだった場所は、ちょうど舞台の真後ろの細長い通路。そこの照明は電球1個がぽつんと点いてるだけで、私がそこでじっと立っていたら、通りかかったACMの役者さんに怖がられてしまった。
「幽霊かと思っちゃいましたよ~」
だってさ。
後日、その話を他の役者さんにして、ついでに芸館に出る幽霊のことを話に出したら、マジ怖がってた。
「そういう話をすると、寄ってきちゃいますから」
舞台で悪さをしないように拝み始めたんで、ついでに私も手を合わせて頭下げてしまった。
でも舞台裏、物陰に小さな子供が隠れていてもおかしくない雰囲気があるんだよな。天井の足場からは、見るからに人間じゃないモノがじっとこっちを見ていても、おかしくないなって感じがするし。
あ、よく考えてみたら、芸館に住み込んじゃってるみたいなそういう皆さんは、劇をタダ見できちゃうわけだ。稽古からゲネプロから本番まで全部ひっくるめて。いいな~、うらやましいな~。
そういえば10月4日と5日、日本の伝奇作家、泉鏡花の小説を題材にした演劇『天守物語』を芸館で上演するんだよな~。おさかべ姫様に亀姫様、それに日本の妖怪達が舞台にぞ~ろぞろご登場するようで。演目が演目だけに、あっちの方々もたくさ~んタダ見に集まって来そうだぞ~。
2009年10月25日
《転載9/9》水戸で迎えた9月7日
楽日の6日、舞台のバラシ・片付けが終わってから、夜8時から水戸駅南・サウスタワー10階のサイゼリアで打ち上げ。会費がたった3千円なのに、料理が出るわ出るわ。サラダ2種類、ピザ3種類、イカ、手羽先、ホウレン草のドリア、パエリャ、チキンステーキ、サイコロステーキ、これで終わりかと思ったら、とどめにリブステーキ、ついでにデザートのマンゴーアイスケーキ。運ばれてくる皿が多すぎてテーブルが満杯状態だから、とにかく俺はせっせと皿の中身を片付けることに専念し、何とか自分の周りだけはテーブルからあふれ出さないのに成功した。
あの料理の多さは呆れるぞ。
その後、みんなは2次会だったけど、俺は食ってばかりで疲れたし、それに風邪引いて疲れてたこともあって、東横インの泊まり部屋に帰る。お土産は皆が食べ切れなかったサイゼリアのテイクアウト、それに差し入れの残り物で、あやゆきさん食べて下さいと渡されたパンとかバナナとか。
その翌日。迎えた朝は、何だか特別な朝という気がした。新鮮というよりも、忘れていた懐かしい感覚が戻ってきたような感じで。
窓から外を見てるうちに、この景色を記念に残しておきたくなって、そこで撮ったのが1枚目の写真。
そういえば、朝はすっかり涼しくなった。気がついたら夏も終わりなんだな。
朝食は、昨晩のサイゼリアの残り物。チキンステーキにリブステーキにパエリャ、こってりした朝食になってしまった。
月曜日、水戸駅南口のシネプレックスは料金1000円なので、ちょっと気になっていた映画「ほったらけの島」を観に行った。
映画としてはまあまあ満足な内容。優しさのオブラートで包まれた、ファンタジーの世界に現実逃避するようなCGアニメ映画だけど、たまにはこういうのも悪くない。
映画観た後、駅前をぶらついていたら、ショーケースの中のケーキに目がいってしまい、ついふらふらと店の中へ。まあいいか、金のあるうちに食べとかなきゃ。ついでに写真も取っておこう。金がなくなったら、写真眺めて楽しむんだ。
いや~、デジカメってほんとに便利だね~。

あの料理の多さは呆れるぞ。
その後、みんなは2次会だったけど、俺は食ってばかりで疲れたし、それに風邪引いて疲れてたこともあって、東横インの泊まり部屋に帰る。お土産は皆が食べ切れなかったサイゼリアのテイクアウト、それに差し入れの残り物で、あやゆきさん食べて下さいと渡されたパンとかバナナとか。
その翌日。迎えた朝は、何だか特別な朝という気がした。新鮮というよりも、忘れていた懐かしい感覚が戻ってきたような感じで。
窓から外を見てるうちに、この景色を記念に残しておきたくなって、そこで撮ったのが1枚目の写真。
そういえば、朝はすっかり涼しくなった。気がついたら夏も終わりなんだな。
朝食は、昨晩のサイゼリアの残り物。チキンステーキにリブステーキにパエリャ、こってりした朝食になってしまった。
月曜日、水戸駅南口のシネプレックスは料金1000円なので、ちょっと気になっていた映画「ほったらけの島」を観に行った。
映画としてはまあまあ満足な内容。優しさのオブラートで包まれた、ファンタジーの世界に現実逃避するようなCGアニメ映画だけど、たまにはこういうのも悪くない。
映画観た後、駅前をぶらついていたら、ショーケースの中のケーキに目がいってしまい、ついふらふらと店の中へ。まあいいか、金のあるうちに食べとかなきゃ。ついでに写真も取っておこう。金がなくなったら、写真眺めて楽しむんだ。
いや~、デジカメってほんとに便利だね~。



2009年10月25日
《転載9/9》mixi:プロフの写真変更しました


舞台で演じた役は、さまよえる日本人観光客の役だ。この恰好で舞台を動き回ってたんだ。
公演も成功のうちに終わったことだし、無事につくばに帰ってこれたし、プロフの写真もマキコマレーノのポスターから、こっちの写真に変えておこう。
2009年10月25日
《転載9/7》公演終わりました
5月から続けてきた水戸演劇学校の卒業発表、マキコマレーノの公演がとうとう終了。4日間泊まっていた東横インも、これから荷物をまとめて出払う。書きたいことは色々あるけどもうすぐチェックアウトの時間。続きはまた後で書こう。
2009年10月25日
《転載9/6》風邪引いたっぽい
9月6日、今日は『マキコマレーノ』の楽日。
だというのに昨晩は寝付かれないし、体だるくて熱っぽいし、喉痛いし。
風邪ひいたっぽいよ。
それでも舞台に立つだけの体力は残ってそうだし、声もそんなに潰れてないし。
今、流行の新型インフルエンザじゃなさそーだね。インフルだったら高熱出してぶっ倒れてる。
今の体調なら、最後の公演終わるまで乗り切れそうだけど、トラブルに付きまとわれてるみたいな。これは芝居の神様の‥‥アレか? ヘンなものを呼び込んじまったのかもしれないぞ。
初日と中日、色々あったけど、そのことはまた後で書くとするか。そっちは後回しにしたい気分だし。
だというのに昨晩は寝付かれないし、体だるくて熱っぽいし、喉痛いし。
風邪ひいたっぽいよ。
それでも舞台に立つだけの体力は残ってそうだし、声もそんなに潰れてないし。
今、流行の新型インフルエンザじゃなさそーだね。インフルだったら高熱出してぶっ倒れてる。
今の体調なら、最後の公演終わるまで乗り切れそうだけど、トラブルに付きまとわれてるみたいな。これは芝居の神様の‥‥アレか? ヘンなものを呼び込んじまったのかもしれないぞ。
初日と中日、色々あったけど、そのことはまた後で書くとするか。そっちは後回しにしたい気分だし。
2009年10月25日
《転載9/1》水戸から帰れません
え~その~、失業しちゃったとか人生に色々あって。
8月30日、演劇学校での授業が終わった後の所持金がついに100円を割り込む。
当然、家に帰るための電車賃は払えないし、ネットカフェに泊まることはおろか、マクドナルドで100円のバーガーとかシェイクとか買って一服することもできやしない。
それで、その夜は水戸駅で一夜を過ごした。
31日になれば、雇い止めされちゃった会社の最後の給料が銀行に振り込まれる。だが、コンビニのATMから引き出しできる朝7時までの時間がおっそろしく長い。
おまけに30日の夜は、まだ8月の末だというのに、台風の影響か何かですごく冷え込んだ。今は秋かと思わせるほどの肌寒さだ。あろうことに俺は、長袖の上着を水戸芸術館に置いてきてしまった。だから上半身、半そでのTシャツ1枚で、冷え込んだ夜を過ごす羽目になった。しかも外は小雨。濡れたベンチに寝っ転がれば、間違いなく体温を奪われて体を壊す。本番の公演まで残り1週間を切っているというのに。
とりあえずJRの改札口の手前、屋根のある場所に避難したが、ここは外ほどではないが風が吹き込む。相変わらず寒い。そんな中で、時間つぶしにと持参してきた文庫本、村上龍の「イン・ザ・ミソスープ」を読み始める。
小説の舞台は風俗産業華やかなりし頃の新宿。物語は女子高生のバラバラ殺人事件から始まる。主人公はガイジン相手の風俗案内で生計を立てる青年。その主人公にフランクという名の、得体の知れないガイジンがストーカーのごとく付きまといはじめる。アパートのドアを開けて外に出ると、ドアの外側のノブに得体の知れないものが張り付いていたり。‥‥これは人間から切り取られた皮膚の一部か?
読んでいくうちにコワくなって、読むのをやめた。
いや、小説の中身にコワくなったのではなく、人気のない夜の冷え冷えとした空間で1人、こんな小説を読み続けている自分に怖くなったのだ。
体を温めるため、でも激しく動けば体力消耗するから、省エネモードでぶらぶら歩き回り、手近なコンビニに入って本を立ち読みしたり。その後、改札口の前に戻ってきたが、他にやることがないので再び気の滅入る小説を読み始める。そのうち読むのに夢中になり‥‥。
気がついたら体がすっかり冷え切っていた。
これはヤバいぞ~!!
なんか、雪山で遭難してさ迷う遭難者のような気分になってきた。
朝の6時半くらいからはコンビニの中で過ごす。スタンドに並ぶ新聞の見出しから、選挙で民主党が300議席を獲得したことを知った。
そうか、30日は選挙の日だったよな。
どこか別の世界の出来事であるかのように、思い出す。
ようやく朝7時という時刻が到来。ATMから金を引き出すと、近くのマックへ急ぎ、ホットドッグとドリンクを注文して2階席へ。そのまま俺は仮眠を取り‥‥。
‥‥うたた寝から覚めたら、外は大雨だった。
大風が吹いて、ガラス窓越しに見える雨の筋が斜めに流れて、時々、強風に飛ばされて、もわーっと霧が湧いたように真っ白に広がる。
台風だ。もうすぐ来ちゃうんだ。
うわぁ、なんつーダイ・ハードなお目覚めなんだ~!!
その後、マックからネットカフェに場所を移し、mixiにアクセスして日記をつけ始めた。
9月1日朝現在、俺はまだ水戸にいる。
台風が上陸するというニュースを聞いて水戸に泊まることに決めたからだ。それでまだ水戸からは帰れないでいる。
そういえば今も、体が火照っているような感じがずっと続いてるな。
疲れのせいか? 変なウイルスに感染しなければいいが‥‥。
8月30日、演劇学校での授業が終わった後の所持金がついに100円を割り込む。
当然、家に帰るための電車賃は払えないし、ネットカフェに泊まることはおろか、マクドナルドで100円のバーガーとかシェイクとか買って一服することもできやしない。
それで、その夜は水戸駅で一夜を過ごした。
31日になれば、雇い止めされちゃった会社の最後の給料が銀行に振り込まれる。だが、コンビニのATMから引き出しできる朝7時までの時間がおっそろしく長い。
おまけに30日の夜は、まだ8月の末だというのに、台風の影響か何かですごく冷え込んだ。今は秋かと思わせるほどの肌寒さだ。あろうことに俺は、長袖の上着を水戸芸術館に置いてきてしまった。だから上半身、半そでのTシャツ1枚で、冷え込んだ夜を過ごす羽目になった。しかも外は小雨。濡れたベンチに寝っ転がれば、間違いなく体温を奪われて体を壊す。本番の公演まで残り1週間を切っているというのに。
とりあえずJRの改札口の手前、屋根のある場所に避難したが、ここは外ほどではないが風が吹き込む。相変わらず寒い。そんな中で、時間つぶしにと持参してきた文庫本、村上龍の「イン・ザ・ミソスープ」を読み始める。
小説の舞台は風俗産業華やかなりし頃の新宿。物語は女子高生のバラバラ殺人事件から始まる。主人公はガイジン相手の風俗案内で生計を立てる青年。その主人公にフランクという名の、得体の知れないガイジンがストーカーのごとく付きまといはじめる。アパートのドアを開けて外に出ると、ドアの外側のノブに得体の知れないものが張り付いていたり。‥‥これは人間から切り取られた皮膚の一部か?
読んでいくうちにコワくなって、読むのをやめた。
いや、小説の中身にコワくなったのではなく、人気のない夜の冷え冷えとした空間で1人、こんな小説を読み続けている自分に怖くなったのだ。
体を温めるため、でも激しく動けば体力消耗するから、省エネモードでぶらぶら歩き回り、手近なコンビニに入って本を立ち読みしたり。その後、改札口の前に戻ってきたが、他にやることがないので再び気の滅入る小説を読み始める。そのうち読むのに夢中になり‥‥。
気がついたら体がすっかり冷え切っていた。
これはヤバいぞ~!!
なんか、雪山で遭難してさ迷う遭難者のような気分になってきた。
朝の6時半くらいからはコンビニの中で過ごす。スタンドに並ぶ新聞の見出しから、選挙で民主党が300議席を獲得したことを知った。
そうか、30日は選挙の日だったよな。
どこか別の世界の出来事であるかのように、思い出す。
ようやく朝7時という時刻が到来。ATMから金を引き出すと、近くのマックへ急ぎ、ホットドッグとドリンクを注文して2階席へ。そのまま俺は仮眠を取り‥‥。
‥‥うたた寝から覚めたら、外は大雨だった。
大風が吹いて、ガラス窓越しに見える雨の筋が斜めに流れて、時々、強風に飛ばされて、もわーっと霧が湧いたように真っ白に広がる。
台風だ。もうすぐ来ちゃうんだ。
うわぁ、なんつーダイ・ハードなお目覚めなんだ~!!
その後、マックからネットカフェに場所を移し、mixiにアクセスして日記をつけ始めた。
9月1日朝現在、俺はまだ水戸にいる。
台風が上陸するというニュースを聞いて水戸に泊まることに決めたからだ。それでまだ水戸からは帰れないでいる。
そういえば今も、体が火照っているような感じがずっと続いてるな。
疲れのせいか? 変なウイルスに感染しなければいいが‥‥。
2009年10月25日
《転載9/1》忘れないうちにメモっておく
セリフを喋ることが演技ではない。呼吸をすることが演技だ。
呼吸が決まり、フォーカス(意識の集中する対象)が決まり、体(姿勢)が決まる。言葉が出てくるのはその後だ。
モブ(群集)シーンの怖さ。1~2人の演技、4~5人での演技ならば、自分がどうそこに居るべきかを理解しやすく、緊張が保てる。しかし10人、20人の大人数が一斉に舞台の上に立つと、集団の中にいることで安心感が生まれ、ただそこに立っていればいいという気持ちに流れやすい。そういう気持ちは伝染しやすいから一斉に緊張感が失われ、芝居が腐ることになる。
「あれだけの時間、舞台に立っていたのなら、腹筋が痛くなっていなければおかしい。体が筋肉痛になっていなければおかしい」
ということを、自分は若い頃に先輩から言われた。ただ舞台に立っていればいいのではない。舞台に立ち、なおかつ周りの役者との関係を作り上げていかなければならない。セリフの有る無しに関わらず、その場を支配する空気というものを表現しなければならないから、モブシーンは大変だ。
言葉で喋るより先に、まず体で喋れ。
過去の演技をただなぞればいいという気持ち、仲間同士で馴れ合う気持ち、そういうものはすぐ周囲に伝染し、すぐに芝居を腐らせる。芝居をやるはずが、「芝居のようなもの」「芝居に似ている芝居もどき」をやる羽目になる。そういう芝居もどきをやるくらいなら、舞台に立つ必要はない。
昨日の稽古と比べて、今日の稽古はどうだったか? 昨日の演技と比べて、今日の演技はどうだったか? どこで成功してどこで失敗したか? どれだけ新しいものを見つけられたか? そういう判断のできるベースをもって、舞台に立つべし。ただ漫然と稽古に臨み、ただ漫然と舞台に立つべきではない。ただ漫然と、同じことを繰り返してはいけない。
何も24時間、絶え間なく努力しようとすることはない。それは疲れるし、それが出来るなら自分は役者ではなく宗教家になっている。ただし数時間の限られた稽古、限られた舞台の中では常に新鮮であろう、常に何かを観客の心に残そうと頑張る。そういう人間が演劇をやればいい。何か他の分野でそれが出来るなら、そちらに進めばいい。
役者それぞれは楔(楔)になるべきだ。楔という言葉をマイルストーン、メルクマール、一里塚という言葉に置き換えてもいい。スピード、テンション(緊張度)、強度、この3つが大事だ。芝居の流れの中で自分はどのようなスピードで、どのようなテンションで、どのような強度で演技をすべきなのか? そのことを常に問い詰め、日々、楔を打ち込んでいく。演技とはそういうものだ。
芝居は生き物だ。だから気を抜けばすぐに腐る。今日の演技が良かったからといって、明日の演技も良いとは限らない。それはどんなベテランの役者でも同じだ。だから日々、何か新しいものを見つけて掴み取ろうという、常に新鮮であろうとする気持ちを持って、舞台に臨め。
~水戸市民演劇学校、長谷川講師の言葉のメモ書き
呼吸が決まり、フォーカス(意識の集中する対象)が決まり、体(姿勢)が決まる。言葉が出てくるのはその後だ。
モブ(群集)シーンの怖さ。1~2人の演技、4~5人での演技ならば、自分がどうそこに居るべきかを理解しやすく、緊張が保てる。しかし10人、20人の大人数が一斉に舞台の上に立つと、集団の中にいることで安心感が生まれ、ただそこに立っていればいいという気持ちに流れやすい。そういう気持ちは伝染しやすいから一斉に緊張感が失われ、芝居が腐ることになる。
「あれだけの時間、舞台に立っていたのなら、腹筋が痛くなっていなければおかしい。体が筋肉痛になっていなければおかしい」
ということを、自分は若い頃に先輩から言われた。ただ舞台に立っていればいいのではない。舞台に立ち、なおかつ周りの役者との関係を作り上げていかなければならない。セリフの有る無しに関わらず、その場を支配する空気というものを表現しなければならないから、モブシーンは大変だ。
言葉で喋るより先に、まず体で喋れ。
過去の演技をただなぞればいいという気持ち、仲間同士で馴れ合う気持ち、そういうものはすぐ周囲に伝染し、すぐに芝居を腐らせる。芝居をやるはずが、「芝居のようなもの」「芝居に似ている芝居もどき」をやる羽目になる。そういう芝居もどきをやるくらいなら、舞台に立つ必要はない。
昨日の稽古と比べて、今日の稽古はどうだったか? 昨日の演技と比べて、今日の演技はどうだったか? どこで成功してどこで失敗したか? どれだけ新しいものを見つけられたか? そういう判断のできるベースをもって、舞台に立つべし。ただ漫然と稽古に臨み、ただ漫然と舞台に立つべきではない。ただ漫然と、同じことを繰り返してはいけない。
何も24時間、絶え間なく努力しようとすることはない。それは疲れるし、それが出来るなら自分は役者ではなく宗教家になっている。ただし数時間の限られた稽古、限られた舞台の中では常に新鮮であろう、常に何かを観客の心に残そうと頑張る。そういう人間が演劇をやればいい。何か他の分野でそれが出来るなら、そちらに進めばいい。
役者それぞれは楔(楔)になるべきだ。楔という言葉をマイルストーン、メルクマール、一里塚という言葉に置き換えてもいい。スピード、テンション(緊張度)、強度、この3つが大事だ。芝居の流れの中で自分はどのようなスピードで、どのようなテンションで、どのような強度で演技をすべきなのか? そのことを常に問い詰め、日々、楔を打ち込んでいく。演技とはそういうものだ。
芝居は生き物だ。だから気を抜けばすぐに腐る。今日の演技が良かったからといって、明日の演技も良いとは限らない。それはどんなベテランの役者でも同じだ。だから日々、何か新しいものを見つけて掴み取ろうという、常に新鮮であろうとする気持ちを持って、舞台に臨め。
~水戸市民演劇学校、長谷川講師の言葉のメモ書き
2009年10月25日
《転載8/31》台風来ましたですよ
2009年8月31日現在。
今、水戸だ。
朝、水戸駅南口のマックでうたた寝から覚めたら、外は大雨だった。
大風が吹いて、ガラス窓越しに見える雨の筋が斜めに流れて、時々、強風に飛ばされて、もわーっと霧が湧いたように真っ白に広がる。
台風だよ~、もうすぐ来ちゃうよ~、マジ今夜あたり上陸だよ~。
そんなわけで今、俺は駅前のネットカフェからmixiにアクセスして、日記を書いている。
この分じゃ、今日も水戸に泊まりだ。
雇い止めされちゃった会社の最後の給料が銀行に入って、やっと家に帰れると思ったのにぃ~!
とりあえず演学の前に風呂に入ろうと思い、電話帳とかで調べた大工町のサウナに行ってみたら、サウナの入り口開いてたけど中のドアには鍵かかってた。
え~!? 潰れちゃったのかよ~!? 潰れた店なんか電話帳に載せるなよ~!
それで駅前に戻ってきて、ネットカフェで仮眠。
さ~もうすぐ演学に行く時間だぁ~。
今、水戸だ。
朝、水戸駅南口のマックでうたた寝から覚めたら、外は大雨だった。
大風が吹いて、ガラス窓越しに見える雨の筋が斜めに流れて、時々、強風に飛ばされて、もわーっと霧が湧いたように真っ白に広がる。
台風だよ~、もうすぐ来ちゃうよ~、マジ今夜あたり上陸だよ~。
そんなわけで今、俺は駅前のネットカフェからmixiにアクセスして、日記を書いている。
この分じゃ、今日も水戸に泊まりだ。
雇い止めされちゃった会社の最後の給料が銀行に入って、やっと家に帰れると思ったのにぃ~!
とりあえず演学の前に風呂に入ろうと思い、電話帳とかで調べた大工町のサウナに行ってみたら、サウナの入り口開いてたけど中のドアには鍵かかってた。
え~!? 潰れちゃったのかよ~!? 潰れた店なんか電話帳に載せるなよ~!
それで駅前に戻ってきて、ネットカフェで仮眠。
さ~もうすぐ演学に行く時間だぁ~。
2009年10月25日
《転載8/27》お巡りさんに職質されますた
8月25日、この日は演劇学校終わってから、電車賃節約のため水戸で一泊しようと思ってたのが、ああなんてこったい。歯ブラシに歯磨き粉に剃刀にアイマスク、家に忘れてきちゃったじゃねーか。
それで予定変更して、日帰りすることにした。20日近く稽古日のある8月なのに、金がなくて牛久-水戸間の定期は買えなくって、予算内で買えたのが羽鳥-水戸間の定期。それで牛久から羽鳥までサイクリング。チェーン緩んで後輪のスポーク5本くらい折れてる自転車でも、石岡・羽鳥のあたりまでなら何とか走っていけるし。
で、演学校の帰り。帰りの電車、自転車止めた羽鳥をうっかり乗り越して、石岡まで行っちまう。うげ。急いで降りて下り線のホームへ行ったけど、そこで待つこと30分。‥‥何だよこの待ち時間は、東京圏なら15分に1本は電車が来るのに、やって来るのは急行ばっかりじゃないか~! 羽鳥に止まんね~よ!
やっと来た電車に乗って羽鳥駅まで行って、チャリ走らせてたらパトカーが近づいてくる。またあれか。オレ、夜中に自転車走らせてると、よく職質されるんだよな~。
あ、やっぱりオレの自転車の前でパトカー止まって、お巡りさんが2人、降りてきた。
「ちょっといいですか?」
「はい」
「後輪のタイヤ、パンクしてませんか?」
あ? やっぱりバレた? そりゃスポーク5本も折れてりゃフラフラするか。でも、そこは適当にゴマカス。
「ちょっと後輪の軸にガタがきてるかな~と。もう長いこと乗ってますからね~」
「どちらへ行かれますか?」
「実は水戸の学校に通ってて、そこから家に帰るとこなんです」
「学校?」
「水戸の演劇学校ですよ、ほら」
と、学校の受講証を見せると、お巡りさん達おどろいた顔。
「水戸までですか? 大変ですね。お住まいはどちらですか?」
「つくばです。これから自転車に乗って帰ります」
「つくば‥‥ですか!?」
お巡りさん達、驚いたような呆れたような顔。
「つくばまで、どのくらいかかりますか?」
「そうですね~、ざっと3時間くらいかかりますかね~」
お巡りさん達、驚いたような呆れたような顔。
「だって今、失業中でお金ないから、なるべく節約したいんですよ。最寄の牛久駅から水戸まで行くと片道1110円もかかっちゃうけど、羽鳥駅からだったら水戸まで片道500円かかんないし。9月の頭には失業保険が入ってくるはずなんですけど~。あ、いちおう免許証持ってますんで」
と、原付の免許証を見せる。
「実は廃車にしてから長いこと乗ってなくって、ペーパードライバー状態なんです。あの、防犯登録のチェックとか、やらないんですか?」
「いや、その必要もないでしょう。一応、番号だけ控えさせていただきます。自転車のライト、点きますよね?」
「ええ、点きますけど」
自転車の前輪持ち上げて、車輪を回してライトを点けてみる。
「ああ、点きますね。でもライトが暗そうだし、今ならダイオードの明るいライトも売ってるから、できればそっちに換えてみてください」
「お金が入ったら検討します」
こんな感じで職質終了。パトカーはオレの前から走り去って行った。
真面目だね~、礼儀正しいね~、茨城のお巡りさんは。
それで予定変更して、日帰りすることにした。20日近く稽古日のある8月なのに、金がなくて牛久-水戸間の定期は買えなくって、予算内で買えたのが羽鳥-水戸間の定期。それで牛久から羽鳥までサイクリング。チェーン緩んで後輪のスポーク5本くらい折れてる自転車でも、石岡・羽鳥のあたりまでなら何とか走っていけるし。
で、演学校の帰り。帰りの電車、自転車止めた羽鳥をうっかり乗り越して、石岡まで行っちまう。うげ。急いで降りて下り線のホームへ行ったけど、そこで待つこと30分。‥‥何だよこの待ち時間は、東京圏なら15分に1本は電車が来るのに、やって来るのは急行ばっかりじゃないか~! 羽鳥に止まんね~よ!
やっと来た電車に乗って羽鳥駅まで行って、チャリ走らせてたらパトカーが近づいてくる。またあれか。オレ、夜中に自転車走らせてると、よく職質されるんだよな~。
あ、やっぱりオレの自転車の前でパトカー止まって、お巡りさんが2人、降りてきた。
「ちょっといいですか?」
「はい」
「後輪のタイヤ、パンクしてませんか?」
あ? やっぱりバレた? そりゃスポーク5本も折れてりゃフラフラするか。でも、そこは適当にゴマカス。
「ちょっと後輪の軸にガタがきてるかな~と。もう長いこと乗ってますからね~」
「どちらへ行かれますか?」
「実は水戸の学校に通ってて、そこから家に帰るとこなんです」
「学校?」
「水戸の演劇学校ですよ、ほら」
と、学校の受講証を見せると、お巡りさん達おどろいた顔。
「水戸までですか? 大変ですね。お住まいはどちらですか?」
「つくばです。これから自転車に乗って帰ります」
「つくば‥‥ですか!?」
お巡りさん達、驚いたような呆れたような顔。
「つくばまで、どのくらいかかりますか?」
「そうですね~、ざっと3時間くらいかかりますかね~」
お巡りさん達、驚いたような呆れたような顔。
「だって今、失業中でお金ないから、なるべく節約したいんですよ。最寄の牛久駅から水戸まで行くと片道1110円もかかっちゃうけど、羽鳥駅からだったら水戸まで片道500円かかんないし。9月の頭には失業保険が入ってくるはずなんですけど~。あ、いちおう免許証持ってますんで」
と、原付の免許証を見せる。
「実は廃車にしてから長いこと乗ってなくって、ペーパードライバー状態なんです。あの、防犯登録のチェックとか、やらないんですか?」
「いや、その必要もないでしょう。一応、番号だけ控えさせていただきます。自転車のライト、点きますよね?」
「ええ、点きますけど」
自転車の前輪持ち上げて、車輪を回してライトを点けてみる。
「ああ、点きますね。でもライトが暗そうだし、今ならダイオードの明るいライトも売ってるから、できればそっちに換えてみてください」
「お金が入ったら検討します」
こんな感じで職質終了。パトカーはオレの前から走り去って行った。
真面目だね~、礼儀正しいね~、茨城のお巡りさんは。
2009年10月25日
《転載8/25》不在投票してきました
30日、この雲行きだと水戸に泊まることになりそうなんだけど、その日は選挙の日。それで24日の夕方、市役所の投票所まで行って不在投票済ませてきたけど、まさかこんなことで不在投票することになるとはな~。
最初に用紙を渡されて、理由の欄にチェック。
1.仕事 2.学業 3.帰省
とか色々あった中から、学業を選んで○つけた。
いちおう学業だろ? 演劇『学校』なんだし。いちおう、あれは授業なんだし。しっかし演劇のくせして毎回毎回体育会系なあのノリ、ダンスの練習だけでエネルギーの3/4は使ってるんじゃないか?
最初に用紙を渡されて、理由の欄にチェック。
1.仕事 2.学業 3.帰省
とか色々あった中から、学業を選んで○つけた。
いちおう学業だろ? 演劇『学校』なんだし。いちおう、あれは授業なんだし。しっかし演劇のくせして毎回毎回体育会系なあのノリ、ダンスの練習だけでエネルギーの3/4は使ってるんじゃないか?
2009年10月25日
《転載8/25》電車賃足りないの
これ読んでる演学の皆さんへ。
え~、失業中だしお金ないし、家の最寄り駅から水戸までの切符買う金がないし、自転車もぶっ壊れかけているんで、電車賃足りない分を浮かすために、水戸の適当な場所に外泊します。寝込みを襲われてもいけないんで、どこに泊まるかは秘密です。探さないでください。
あ~、もしかしたら昼間、水戸芸術館の芝生のあたりで仮眠とってるかもしれません。まさかとは思うけど、そのまま寝込んで授業に出てこないようなら、芝生のあたりを探してください。しつこく寝てるようなら気合い入れてどついて起こしてください。以上、よろしくお願いします。
え~、失業中だしお金ないし、家の最寄り駅から水戸までの切符買う金がないし、自転車もぶっ壊れかけているんで、電車賃足りない分を浮かすために、水戸の適当な場所に外泊します。寝込みを襲われてもいけないんで、どこに泊まるかは秘密です。探さないでください。
あ~、もしかしたら昼間、水戸芸術館の芝生のあたりで仮眠とってるかもしれません。まさかとは思うけど、そのまま寝込んで授業に出てこないようなら、芝生のあたりを探してください。しつこく寝てるようなら気合い入れてどついて起こしてください。以上、よろしくお願いします。
2009年10月25日
《転載8/25》自転車壊れた~っ!
8月20日、自転車のチェーンが外れて、ペダルがこげなくなった。
当たり前か。つくば-水戸間の電車賃浮かそうと、中間地点の石岡や羽鳥まで行って帰ってきたりしてたし、水戸まで乗っていっちゃったことも2回あるし。使いすぎだ。
その後日。「外れたチェーンなんか強く引っ張れば元に戻るよ」って、演学の仲間からアドバイスされて、んじゃやってみようかと思って、ネットで検索かけて調べてみたら、うまいこと「外れたチェーンの直し方」にヒット。
実際にやってみたら、うまくいった。‥‥のはいいんだけど、なぜか後輪のタイヤの動きがぐにゃぐにゃしてる。よく見たら、スポークが数本、折れてた。これってヤバくね? 走ってみたら、ペダル踏むたびにチェーンがゴロゴロ音を立てるし。やっぱり、ヤバくね?
当たり前か。つくば-水戸間の電車賃浮かそうと、中間地点の石岡や羽鳥まで行って帰ってきたりしてたし、水戸まで乗っていっちゃったことも2回あるし。使いすぎだ。
その後日。「外れたチェーンなんか強く引っ張れば元に戻るよ」って、演学の仲間からアドバイスされて、んじゃやってみようかと思って、ネットで検索かけて調べてみたら、うまいこと「外れたチェーンの直し方」にヒット。
実際にやってみたら、うまくいった。‥‥のはいいんだけど、なぜか後輪のタイヤの動きがぐにゃぐにゃしてる。よく見たら、スポークが数本、折れてた。これってヤバくね? 走ってみたら、ペダル踏むたびにチェーンがゴロゴロ音を立てるし。やっぱり、ヤバくね?
2009年10月25日
《転載8/25》デモやってきますた
(う~っ、書きにくいな~。ネタ的に、かなりキてるぞ。)
8月21日はデモの日。
実は、以前から、
「この日に水戸のJR前でデモやるから来てくれ~!」
って、デモ仲間から呼び出しがかかっていた。
こっちは失業中だから平日の昼間でも時間もあるし、夕方から水戸の演学に行くし、ついでによってくればいいか、どうせJRは通り道のすぐ近くだし。とか考えて、お気軽な気分でデモに参加しちゃったわけで。
いや真面目な話、あたひが7月31日付けで勤め先の工場を雇い止めされた時の、会社側の対応に納得いかないものを感じてたし。その後のハローワークのどんよりした空気、真面目に仕事しているのは分かるけどルーチンワークのお役所仕事そのものの事務員の態度にはうんざりしていたし。んじゃ景気付けにデモやってくっか~!! 労働者よ、怒れ!! 叫べぇ~っ!! てな感じのノリで、気がついたらあたひはJRの組合員や全国から駆けつけた労働者と一緒に、水戸のJRの前でシュプレヒコールやってた。
「JRは謝罪しろーっ!!」
「合理化を許さないぞーっ!!」
「ストライキで戦うぞーっ!!」
は? オレはこんなところで何叫んでるんだ? つーか、オレはストライキやってるんじゃなくって、失業してるんだけど。
その後、今度は勝田車両センターまで出向いて、またもシュプレヒコール。
「JRは謝罪しろーっ!!」
「合理化を許さないぞーっ!!」
「ストライキで戦うぞーっ!!」
後で、一緒にデモやった労働者の人が感心して話しかけてきた。
「ずいぶん気合い入ってましたね」
「いや~、演劇学校で鍛えてますから」
まさか、演学の発声練習がこんなところで役に立つとは‥‥。ん~、これでいいんだろか悪いんだろか?
8月21日はデモの日。
実は、以前から、
「この日に水戸のJR前でデモやるから来てくれ~!」
って、デモ仲間から呼び出しがかかっていた。
こっちは失業中だから平日の昼間でも時間もあるし、夕方から水戸の演学に行くし、ついでによってくればいいか、どうせJRは通り道のすぐ近くだし。とか考えて、お気軽な気分でデモに参加しちゃったわけで。
いや真面目な話、あたひが7月31日付けで勤め先の工場を雇い止めされた時の、会社側の対応に納得いかないものを感じてたし。その後のハローワークのどんよりした空気、真面目に仕事しているのは分かるけどルーチンワークのお役所仕事そのものの事務員の態度にはうんざりしていたし。んじゃ景気付けにデモやってくっか~!! 労働者よ、怒れ!! 叫べぇ~っ!! てな感じのノリで、気がついたらあたひはJRの組合員や全国から駆けつけた労働者と一緒に、水戸のJRの前でシュプレヒコールやってた。
「JRは謝罪しろーっ!!」
「合理化を許さないぞーっ!!」
「ストライキで戦うぞーっ!!」
は? オレはこんなところで何叫んでるんだ? つーか、オレはストライキやってるんじゃなくって、失業してるんだけど。
その後、今度は勝田車両センターまで出向いて、またもシュプレヒコール。
「JRは謝罪しろーっ!!」
「合理化を許さないぞーっ!!」
「ストライキで戦うぞーっ!!」
後で、一緒にデモやった労働者の人が感心して話しかけてきた。
「ずいぶん気合い入ってましたね」
「いや~、演劇学校で鍛えてますから」
まさか、演学の発声練習がこんなところで役に立つとは‥‥。ん~、これでいいんだろか悪いんだろか?
2009年10月25日
《転載8/21》ディープ系ネタ解禁しました
長いこと書き込みサボってた地元のブログ、書き込み復活。
ついでにmixiには書いてたけど地元ブログでは自主規制してたディープ系ネタ、いいかげん自主規制がめんどくなったんで、解禁しますた。
追記:‥‥とか、8/21付けのmixiの日記には書いてあって、こっちのブログにもいくつか日記をコピペしたけど、めんどくなってすぐ挫折。
すみません、今度はマジメにコピペします。
ついでにmixiには書いてたけど地元ブログでは自主規制してたディープ系ネタ、いいかげん自主規制がめんどくなったんで、解禁しますた。
追記:‥‥とか、8/21付けのmixiの日記には書いてあって、こっちのブログにもいくつか日記をコピペしたけど、めんどくなってすぐ挫折。
すみません、今度はマジメにコピペします。
2009年10月25日
《転載8/19》ハローワークに行ってきますた
8月17日、地元のハローワークで集団説明会。主にハローワークの利用法について。
地元ったって、管轄のハローワークは自転車こいで1時間以上も離れた場所にある。JR使えば楽に行けるけど、電車賃がもったいないから自転車で。9時30分から始まった説明会、すぐに終わるかと思ったら12時まで長引いた。担当者、これがお仕事ですからって感じで、ただ淡々と淡々と‥‥。聞いてるうちにこっちは眠くなってきて、半分くらいは寝ながら聞いてたんじゃなかろうか?
言葉に迫力ないねぇ、パワーがないねぇ。決められたお仕事を真面目にやってますよって感じで、心に響くものがない。いやそもそもハローワークにそんなもん期待するほうが間違ってるか、水戸演学の稽古場じゃないんだから。でも聞いてる人間、80人くらいいたけどみんな大人しい、というか元気なさそうで部屋全体がひっそりしてるし。‥‥当たり前か。
その帰り道、ここんとこ食事が偏ってたせいか暑さで息が苦しくなって、思わずファミレス『うおまつ』に入って休憩。オーダーした揚げ餅と温泉たまご食べたその後で、眠気に襲われて気がついたら意識がぶっ飛んで‥‥。
がんっ!!
衝撃で目が覚めた。
気がついたら、テーブル横から出張ってる角に眉間をぶつけてた。俺のドタマ、高さ約20cmからの落下。
痛ぇぇぇぇぇぇぇぇーッッ!!
地元ったって、管轄のハローワークは自転車こいで1時間以上も離れた場所にある。JR使えば楽に行けるけど、電車賃がもったいないから自転車で。9時30分から始まった説明会、すぐに終わるかと思ったら12時まで長引いた。担当者、これがお仕事ですからって感じで、ただ淡々と淡々と‥‥。聞いてるうちにこっちは眠くなってきて、半分くらいは寝ながら聞いてたんじゃなかろうか?
言葉に迫力ないねぇ、パワーがないねぇ。決められたお仕事を真面目にやってますよって感じで、心に響くものがない。いやそもそもハローワークにそんなもん期待するほうが間違ってるか、水戸演学の稽古場じゃないんだから。でも聞いてる人間、80人くらいいたけどみんな大人しい、というか元気なさそうで部屋全体がひっそりしてるし。‥‥当たり前か。
その帰り道、ここんとこ食事が偏ってたせいか暑さで息が苦しくなって、思わずファミレス『うおまつ』に入って休憩。オーダーした揚げ餅と温泉たまご食べたその後で、眠気に襲われて気がついたら意識がぶっ飛んで‥‥。
がんっ!!
衝撃で目が覚めた。
気がついたら、テーブル横から出張ってる角に眉間をぶつけてた。俺のドタマ、高さ約20cmからの落下。
痛ぇぇぇぇぇぇぇぇーッッ!!
2009年10月25日
《転載8/19》観劇・『ラン・フォー・ユア・ワイフ』観ました
8月15日、第42回水戸市芸術祭・演劇フェスティバル2日目。
劇団OH-NENSによる『ラン・フォー・ユア・ワイフ』を観劇。
【あらすじ】
ジョン・スミス、英国在住。タクシードライバー。平凡な名前。平凡な風貌。どこまでも平凡な毎日を過ごす、どこまでも平凡な男。その男の平凡ではないたった一つの秘密……彼には、最愛の妻が二人いる事!!
【感想】
料金800円で演劇フェスじゃ一番安く見られる劇。OH-NENSなんて全然知らない劇団だし、たいしたことないかもな~って最初は思ってたけど、これが予想外に面白かった。
作者はレイ・クーニー。イギリス人かと思って調べてみたら、やっぱりイギリス人っぽい。そうかやっぱり。だってこの劇、三角関係ネタに同性愛ネタ、ついでに女装ネタ、おまけに警官までおちょくってるし、好きなんだよな~イギリス人ってこ~ゆ~のが。ノリはモンティパイソンとかミスター・ビーンとか、ああいう感じだ。
ストーリー自体はたわいもない。ふとしたきっかけで三角関係が当事者2人にバレそうになって、主人公がゴマカシにゴマカシを重ねるうちに、どんどん事態がボロクソになっていくという。しかし、こんなしょーもないネタばっかりで、よく2時間も引っ張るよな~。観てる間は笑ってばっかりだけど、観終わってから家に帰って思い出して、「あの劇はいったい何だったんだ?」って考え込んでしまうぞ。
あ~私のお気に入りのシーンは、ワイフその1さんが下着姿で寝室からキャーッ!!て叫んで飛び出してくるシーンね。それもご丁寧に2度も。観ていて、ぐらぁ~っときました。もっと観てみたいです。
あ、そういえばパンフに劇団代表の言葉が書いてあって、
「‥‥だって、この作品、今日観ればわかりますが、非常に不道徳ですから。」
だってさ。はい、観ましたよ。否定はしません、おっしゃるとおり非常に不道徳で。
でもパンフの隅っこには、はっきり書いてあるじゃありませんか。
主催
水戸市 水戸市教育委員会
いいんですかぁ~~~~~っ!?!?!?
劇団OH-NENSによる『ラン・フォー・ユア・ワイフ』を観劇。
【あらすじ】
ジョン・スミス、英国在住。タクシードライバー。平凡な名前。平凡な風貌。どこまでも平凡な毎日を過ごす、どこまでも平凡な男。その男の平凡ではないたった一つの秘密……彼には、最愛の妻が二人いる事!!
【感想】
料金800円で演劇フェスじゃ一番安く見られる劇。OH-NENSなんて全然知らない劇団だし、たいしたことないかもな~って最初は思ってたけど、これが予想外に面白かった。
作者はレイ・クーニー。イギリス人かと思って調べてみたら、やっぱりイギリス人っぽい。そうかやっぱり。だってこの劇、三角関係ネタに同性愛ネタ、ついでに女装ネタ、おまけに警官までおちょくってるし、好きなんだよな~イギリス人ってこ~ゆ~のが。ノリはモンティパイソンとかミスター・ビーンとか、ああいう感じだ。
ストーリー自体はたわいもない。ふとしたきっかけで三角関係が当事者2人にバレそうになって、主人公がゴマカシにゴマカシを重ねるうちに、どんどん事態がボロクソになっていくという。しかし、こんなしょーもないネタばっかりで、よく2時間も引っ張るよな~。観てる間は笑ってばっかりだけど、観終わってから家に帰って思い出して、「あの劇はいったい何だったんだ?」って考え込んでしまうぞ。
あ~私のお気に入りのシーンは、ワイフその1さんが下着姿で寝室からキャーッ!!て叫んで飛び出してくるシーンね。それもご丁寧に2度も。観ていて、ぐらぁ~っときました。もっと観てみたいです。
あ、そういえばパンフに劇団代表の言葉が書いてあって、
「‥‥だって、この作品、今日観ればわかりますが、非常に不道徳ですから。」
だってさ。はい、観ましたよ。否定はしません、おっしゃるとおり非常に不道徳で。
でもパンフの隅っこには、はっきり書いてあるじゃありませんか。
主催
水戸市 水戸市教育委員会
いいんですかぁ~~~~~っ!?!?!?
2009年10月25日
《転載8/19》観劇・『クロノス』観てきた
8月14日、第42回水戸市芸術祭・演劇フェスティバル初日。
茨城大学演劇研究会による『クロノス』を観劇。
【あらすじ】
物質を過去に送り出すことができる機械、クロノス・ジョウンター。
吹原は研究員として、この機械の開発に携わっている。
ある日、研究所の近くで火災が発生。死亡者の中には、吹原が密かに思いを寄せていた来美子の名前があった。
【感想】
SFじゃよくありがちなタイムワープ物。この設定見た時、私は以前に見た映画『バタフライ・エフェクト』を思い出した。恋人に待ち受ける悲惨な未来を変えようと、主人公が何度も過去にタイムワープするのだが、そのたびに未来が悪い方向へ進んでしまい、自分の人生もどんどんボロクソになっていく。映画のラストはハッピーエンドと言うにはほろ苦い結末で、「自分が大きな犠牲を払わなければ未来は変えられないのだ」と納得した。この『クロノス』のラストについても同じことがいえる。
で、『クロノス』について一つ言っておきたいけど、
「これって、思いっきりギャグにしてもよかったんじゃないの?」
主人公の吹原くんが一生懸命すぎる。いや一生懸命なのはいいんだけど、一生懸命すぎるとかえって笑えてくる。
「ここまでやるあんたって、バカ?」
恋は人を盲目にしてしまうんだよ。思い出してみるとコミカルなシーンがたくさんあったし、幾度かは観客席から笑いが聞こえてたけど、全体を通して皆さんじ~っと息を呑んで舞台に釘付けって感じで、真面目に見てた印象があるな。ここで笑ってもいいんじゃない? ってシーンで笑い声が聞こえない時も結構あったし。
キャラクターについて言えば、主人公よりもむしろ彼を取り巻く人間の方に興味が湧いた。何度も過去へワープしてその度に失敗する主人公。最初は「バカなことやめろ!」と反対していた周りの人たちも、長い時が経つにつれてやがて彼に共感して、助けの手を差し伸べるようになる。タイムワープを続けてばっかりの主人公と、普通に人生送っている人達の間で、生きている時間のギャップが大きくなっていくんだけれど、主人公が若者の一途さで同じ失敗を何度も繰り返している間に、周りの人間が老成して達観しちゃったようになっていくのが、面白いと思った。
ラスト、主人公はタイムワープによるとんでもないペナルティーを背負いながらも、とりあえずハッピーエンドと呼べる結末を迎えるのだけど、欲を言えば私はその後を知りたい。主人公のその後の人生、どうなっちゃったの? どこで何して生きてるの?
茨城大学演劇研究会による『クロノス』を観劇。
【あらすじ】
物質を過去に送り出すことができる機械、クロノス・ジョウンター。
吹原は研究員として、この機械の開発に携わっている。
ある日、研究所の近くで火災が発生。死亡者の中には、吹原が密かに思いを寄せていた来美子の名前があった。
【感想】
SFじゃよくありがちなタイムワープ物。この設定見た時、私は以前に見た映画『バタフライ・エフェクト』を思い出した。恋人に待ち受ける悲惨な未来を変えようと、主人公が何度も過去にタイムワープするのだが、そのたびに未来が悪い方向へ進んでしまい、自分の人生もどんどんボロクソになっていく。映画のラストはハッピーエンドと言うにはほろ苦い結末で、「自分が大きな犠牲を払わなければ未来は変えられないのだ」と納得した。この『クロノス』のラストについても同じことがいえる。
で、『クロノス』について一つ言っておきたいけど、
「これって、思いっきりギャグにしてもよかったんじゃないの?」
主人公の吹原くんが一生懸命すぎる。いや一生懸命なのはいいんだけど、一生懸命すぎるとかえって笑えてくる。
「ここまでやるあんたって、バカ?」
恋は人を盲目にしてしまうんだよ。思い出してみるとコミカルなシーンがたくさんあったし、幾度かは観客席から笑いが聞こえてたけど、全体を通して皆さんじ~っと息を呑んで舞台に釘付けって感じで、真面目に見てた印象があるな。ここで笑ってもいいんじゃない? ってシーンで笑い声が聞こえない時も結構あったし。
キャラクターについて言えば、主人公よりもむしろ彼を取り巻く人間の方に興味が湧いた。何度も過去へワープしてその度に失敗する主人公。最初は「バカなことやめろ!」と反対していた周りの人たちも、長い時が経つにつれてやがて彼に共感して、助けの手を差し伸べるようになる。タイムワープを続けてばっかりの主人公と、普通に人生送っている人達の間で、生きている時間のギャップが大きくなっていくんだけれど、主人公が若者の一途さで同じ失敗を何度も繰り返している間に、周りの人間が老成して達観しちゃったようになっていくのが、面白いと思った。
ラスト、主人公はタイムワープによるとんでもないペナルティーを背負いながらも、とりあえずハッピーエンドと呼べる結末を迎えるのだけど、欲を言えば私はその後を知りたい。主人公のその後の人生、どうなっちゃったの? どこで何して生きてるの?